師走/2009 | オトナラシノクニ

オトナラシノクニ

2014、タイトル変えてみました。

新年の抱負みたいものです。
最近遠のいてしまった「音鳴らし/馴らし」といっこうに近づかない「大人らし」の願望を込めて。

「ノクニ」は「退くに」と変換できる逃げ道です。

箸休めになれば幸いです。

現代俳句協会のネット句会、12月の結果でました。


-投稿5句-


炭を焼くそろそろ店を畳もうか /1点


滝君の会社潰れた年が暮る /0点


冬座敷へのへのもへじの筆踊る /0点


ダイエットブームにのりたる大根(だいこ)かな /0点


新しい恋の始まり嚔(くさめ)する /1点


以上


全投稿句964句。

何人が選句したかはまだ集計でてないようですが、

こんな膨大な数の中から2名の方に目を留めていただけてうれしいです♪

高得点句までの道のりはまだまだ長いですが、

1歩1歩進んで行ければなあと思っています。


今回の投稿句を選句していて思ったのが、

「去年今年(こぞことし)」という季語を使った句に秀作が多いなあということ。

この季語自体が既にカッコイイので、

それにピシッとはまる言葉を詠むのは実はかなり大変なはず。

そんな句をさらりさらりと詠めるような人になりたいな。


去年今年(こぞことし):

一夜明ければ昨日は去年であり、今日は今年である。

たちまちのうちに年去り年来るという、時の歩みの速さに深い感慨を覚えることば。