電車 | オトナラシノクニ

オトナラシノクニ

2014、タイトル変えてみました。

新年の抱負みたいものです。
最近遠のいてしまった「音鳴らし/馴らし」といっこうに近づかない「大人らし」の願望を込めて。

「ノクニ」は「退くに」と変換できる逃げ道です。

箸休めになれば幸いです。

今朝の日経新聞の掲載短歌を見て。


岡井隆選

 

 こそこそと本を読むより堂々と老人に席を譲り給えよ  (東京・清水俊一)



先日の車内での出来事を思い出しました。


みたところ、60代前半らしきオバサマが座席の埋まっている車内に入ってきて

座席中央部あたりのつり革まで来たときのこと。


かなり溌剌としたかんじだったので、席を譲ろうか考えていたら

私よりも一瞬早くオバサマの前に座っている若い女性が

「どうぞ」と立ち上がりました。

エライね~と思いながら様子を窺っていると、

なんとなんと!

「私、年寄りじゃないので結構ですっ!」

だって。


人の善意を踏みにじる言動に驚きました。

年寄りじゃなくても、席譲ってもらえたのなら座ればいいのに・・・

そして、座りたくなければ「すぐ降りますので」とかでいいじゃん・・・


その若い女性も、トラウマになって

次からはこそこそ本を読むような人に

なってしまうかもしれないなぁ。