今朝の日経新聞の掲載短歌を見て。
岡井隆選
こそこそと本を読むより堂々と老人に席を譲り給えよ (東京・清水俊一)
先日の車内での出来事を思い出しました。
みたところ、60代前半らしきオバサマが座席の埋まっている車内に入ってきて
座席中央部あたりのつり革まで来たときのこと。
かなり溌剌としたかんじだったので、席を譲ろうか考えていたら
私よりも一瞬早くオバサマの前に座っている若い女性が
「どうぞ」と立ち上がりました。
エライね~と思いながら様子を窺っていると、
なんとなんと!
「私、年寄りじゃないので結構ですっ!」
だって。
人の善意を踏みにじる言動に驚きました。
年寄りじゃなくても、席譲ってもらえたのなら座ればいいのに・・・
そして、座りたくなければ「すぐ降りますので」とかでいいじゃん・・・
その若い女性も、トラウマになって
次からはこそこそ本を読むような人に
なってしまうかもしれないなぁ。