この夏、20年ぶりに金沢・能登をめぐってきました。
その旅行で、うれしい発見が
それは、ほぼ毎日、私が立ちどまっている心地よい空間と類似している空間が、人気の現代アートスポット「金沢21世紀美術館」に存在していたこと。
美術館の無料ゾーンにある通称「タレルの部屋」は、部屋の天井が四角く切り取られていて、そこから刻々と変わる空の様子を眺めるという作品。
私の場合は、マンションの丸く切り取られたエントランスホール上の空ですが、その表情が言葉に表せないほど魅力的です。特に朝と夕方がお気に入りタイム。
ちなみに今朝はこんな感じ。
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ただただ、大きな空の一部分を眺めるだけの空間ですが、そこに身を置くと、普段見えないものが見えてきます。微妙にちがう空の色、光のさしこみ具合や輝き、雲の流れや重なり具合…。
そして、空高く吹く風のイメージ、木々のにおい、遠くに響く音…。
普段とちがう時間の流れが、普段感じないものに気づきを与え、穏やかな気持ちを運んできてくれます。
数秒でも効果あり!です。
みなさんの心やすまる時はいつですか。
みなさんの心やすまる場所はどこですか。
(スタッフ瀬脇)