井上鑑 Arrange Island Show! vol.7 | もう一つの言葉の開発ノート

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うすいしんすけブログ〜それでも地球は僕らを乗せて回ってる〜

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日本の音楽シーンを牽引し
今尚素晴らしいキーボーディストであり
アレンジャーであり
プロデューサーである井上鑑さん。

今日はその井上さんのイベント『アレンジ シマ ショウ!』にうすいしんすけtrioで参加させてもらった。
自分たちの持ち曲をまずいつも通り演奏して、それに井上さんが色々とアレンジについてレクチャーして行くというレクチャーライブ。
マスタークラスみたいなものだろうか。
本当に面白い企画で、参加者もお客さんも一体となって楽しめるイベントだった。

今回は僕らの他にウランバナというボーカルとリコーダーにギター、ベース、ドラムという珍しい組み合わせのバンドと二組。
二組とも編成が珍しいという点でなんだか妙な親近感もあり、楽屋も和気あいあい。

正直僕らのようなシンプルな編成でアレンジと言っても即興的だし変わる部分などあるのかな?と内心思っていたのだが
いざ本番を迎えてみると井上さんの色んな角度からの視点で楽曲がどんどん膨らんでいく!
自分達でも新鮮で面白かったし、やはり引き出しの多さと発想力には唸る一方だった。
しかもオリジナルのテイストをとても尊重して下さるので変な方向には行かない。

観に来てくれた友達が
目からウロコというよりは
一つ一つ腑に落とす感じだったとコメントしてくれたけど
まさに言い得ている。

楽曲を作った本人としては目からウロコも沢山あったけど、奇をてらう事なく輝きを与えて行くことはとても難しい事だと思う。
音楽の面白さを再認識した日でもあった。

もう一つ自分にとっての初体験は井上さんの提案によるチェロでの弾き語り。
チェロはギターやピアノのようなコード楽器と違い、同時に弾きながら歌うのは難しく、
しかも曲芸みたいになりはしないか?と余りやりたいとも思わなかったのだが、今回初めてトライしてみたら意外と面白かったし、自分の中で自然だった事に驚いた。
これからもこのスタイルを研究してみようと思う。

最後はゲストのギタリスト古川昌義さんと井上さんのライブ。
これも凄くよかった。
往年の味をたっぷりと味わえて、これだけでも贅沢な時間だ。


なんだか感想文みたいなブログになってしまったけど
得るものが沢山あって今後の自分にとっても大切な一日となった。


井上さん、古川さん、スタッフの皆さん、ウランバナの皆さん
ありがとうございました!