剣道の習い事をしていた幼少期の話
上の子はセンスもあってやる気もみなぎり全国大会へも出場する剣士
私は毎年行われる合宿に参加したい一心で遅れて入門するも、その年から道場近くでの泊まり込み練習になる
というついてなさから始まる
合宿以外のイベントといえば、中でも過酷な寒稽古
!!
吐く息が真っ白になる凍える早朝、道着に裸足で氷のように🧊冷えた床を歩くだけで小さい体がさらに縮んでた![]()
寒稽古中の一週間は行きたくない感満載の私を起こすのも一苦労だったろうと思う
まだ暗い夜中イヤイヤ起きて、リビングに行くとストーブとヤカンの湯気で♨️優しい空気に温められている
すかさずこたつに潜ると父がいつもお決まりのマグを差し出してくる![]()
それが今でも忘れられない味のホット蜂蜜🍯
多分熱いお湯で蜂蜜を溶かしただけのものだと思うけど、ほんのり甘くて柔らかくて嫌全開の私の体にやさしく沁みていく
飲み終わる頃には、暖気していた車内も暖かくなり、すでに乗り込んで待っている上の子の横に当たり前のように座る🚗
私の頑なに行きたくない!という気持ちはこの温かい蜂蜜によって少しずつほぐれていた
ほぼ諦めの境地で道場への道を今度は「早く終わりますように」と念じながら、まだ暗い窓の外を眺めながら通った記憶はまだ鮮明だな
着いてしまえば、上の子や他の子達の元気な声に巻き込まて流されて稽古が始まり、終われば体や頭から湯気が立つほど体全体が温まっている
最後に道場に一礼をして外に出ると、少し明るくなり冬の凍るほど冷たい空気が気持ちよく、パリッと清々しい気分だったことをよく覚えている
寒稽古を終えた私は誇らしげに自慢げに母に迎えられ、満足だった笑
冷えたリビングをあれだけの暖かさと湿度にするために父は何時に起きていたんだろう
私達は冬休みだったから帰宅後暖かい布団に潜り込めたけど、親はもちろん仕事✒️
同じ親になった今、思い返すと頭が上がらない
イヤイヤな私を叱らず暖かくいつも待ってくれた
やる気のある上の子だけ連れて行って私は置いて行ってもいい話で、きっと私だったら面倒でそうしてたかも![]()
この歳までいろんなことがあり、負けそうになることもたくさんあったけど、ボロボロになりながらもなんとか前だけは向こうとする強靭な精神力は剣道の精神から培われたものかもしれないな
大人になってからホット蜂蜜を🍯飲むこともあるけど、もうあの味ではないんだよね
あの味は一生再現できない気がする
だからこそ大事にしたい想い出だなあ
そんな素敵な想い出を今日もありがとうと伝えたい![]()
暖かい蜂蜜🍯秘密のスパイスは何?
今度父に聞いてみよう
小さい私に合うサイズがなくて防具選びは苦労したらしい![]()