P.38その声を聴いてその手に触れてずっと近くに感じていたかったんだ遠くなっていく程気持ちは大きくなっていくだけもう聴こえなくて触れられないのになぜ?最後に笑ったりなんかしたの?どうせなら嫌いにさせてほしかったよ…
P.37未来は決められたものだ。誰かがそんなことを言っていた。それなら僕らが未来に期待することは無意味だというのだろうか?悩んで苦しんで出した答えもすでに決められたものだとしたら僕らが頑張ることに意味はないのだろうか。確かにいつかは死んで消えてしまう存在なんだとしてももしそうだとしても僕らは生きて生き抜いて死んでいく。決められた未来を受け入れることはその時点で自分自身の存在を否定したことになると思う。今までしてきたこともこれからの僕も全部嘘になってしまう。そんなのは嫌だ。言い換えてみれば僕らは未来を知らない。だからこそ頑張れる。できることなら楽しい未来を想像しながら僕ら生きていきたいんだよ。
P.36どうせなら僕にしかない言葉で伝えたい。いろいろ試行錯誤して思い浮かべた言葉はありきたりでだけどこれ以上も以下もないって思う。なのに声に出してみるとなんだか安っぽくて躊躇してしまう。でもそれは怖いってことをごまかす言い訳で本当はどんな言葉だっていい。ただ気持ちが伝われば。