私は、フルタイム専門職、中三の息子がいます。
受験生の母です。
「保育」「学童」、これらが整備されれば、女性が働きやすくなる、それさえ整備されれば・・・みたいな報道をみるたびに、違和感を感じざるを得ません。
それらが整備されることは、「最低条件」であると思います。
子育てにおいて、本当に深刻なのは、子供の進路問題なのだと、実感しました。いや、しています。
そして、世の中には多くの父親が子供の受験や進路に真剣に向き合っている事実もあるということを踏まえて言いますが、やはり子供の進路には母親のサポートが必要であり、世の多くの男性は子のサポートという点の意識が全く母親のそれよりも希薄であることも実感してます。いや、子供を「自分ではない人間」と考えられるのだと思います。
もちろん、これがすべてではないこともわかってます。主に自分の職場においての実感です。
そんな思いをぐるぐるとこの数年抱えながら生きてたところに、東大入学式での上野千鶴子さんの祝辞がささりました。
「環境」
まさにその通りだと思いました。
このようなことをわかってくださっている、考えてくださっている、それを晴れの場で声高に叫んでくれる、そんな研究者が日本にいるということは、この国で生活していてもまだ大丈夫という気持ちにすらなりました。別に、海外にいくあてもないですけど。
環境。
自分の環境も変えられるかもしれないけれど、子供には責任があります。
子供の環境は、親次第なので、それは本当に重大責任なわけです。
そんなことを考えて生きてます。
ほかのアカウントもあるのですが、これオンリーの思いを整理したいのでつらつらと書き綴ります。