昨日、ずっと気になっていたオッペンハイマーを鑑賞した。
原爆の父と言われているオッペンハイマーの生き様を描いた内容。
日本人の私たちからすると、原爆の父であるオッペンハイマーとは、さぞかし悪者で恐ろしい人であると思う人もいると思う。
(実際はわからないが劇中では恐ろしい人物には見えなかった)
オッペンハイマーとしては原爆は、投下をするつもりはなく、実験結果で判明した威力を見せつけ、戦争を終わらせるための手段として作った。
だが、当時の大統領トルーマンが投下を指示したため、日本に原爆が落ちた。
原爆を造った当事者であるオッペンハイマーは、自分がしたことに対しての後悔や葛藤が描かれており、観ていてなんとも言えない気持ちになった。
個人的に面白かったポイント
・キャストが豪華(パッと見でロバート・ダウニー・Jrに気づけなかった)
・対ドイツのために作った原爆。そのドイツの指揮官ヒトラーが自殺したことを受けて原爆は必要ないと考える科学者が多い中、「まだ日本がいる」というセリフが出た時はゾッとした。
・映画館ならではの迫力ある音響。(配信でPCや端末で観るのでは絶対味わえない、怖さと恐ろしさ)
・アインシュタインとオッペンハイマーは元同僚であったこと。
3時間の長編映画で内容も難しかったため全てを理解することはできなかったが、オッペンハイマーについてや原爆が造られた経緯や過程を知ることができた。
歴史をもう一度勉強しようと思えた。
楽しい映画もあればこの作品のように歴史を学ぶことができる映画もあるため、映画って改めて面白いなと思った。