アラフィフKateの「のんびり」ブログ

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東京で働くアラフィフ女子Kateが、日々の出来事をのんびり綴ります。

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母がついに逝ってしまいました。
この一週間、母を看取り、通夜、葬儀、片付け、役所手続き、残された父のケアなどなど、怒涛のように過ぎ、今日から職場に復旧しました。

末期ガンでそれなりに覚悟していたとはいえ、実際に母を喪ってみると、母の存在の大きさに、改めて愕然とし、喪失感で崩れ落ちそうな気持ちになります。

でもようやくブログを書けるくらいの気持ちになりました。あの日、母との永遠の別れから、私たち家族がむきあったり、発見したことを、一つずつ記録していこうと思います。忘れないように…

iPhoneからの投稿

今朝も7時過ぎに起床。病院の朝ごはんは、きっかり8時、12時、18時と決まっている。遅れないように、身支度を整えて、2階の病室に向かう。


母は既に食事はできないので、お膳は運ばれてこないけれど、私と父は「付添食」を頼んでいるので、一日三食、きちんとご飯をいただくことができる。


しかも栄養士さんがきちんとカロリー計算もして作ってくれている(はずだ)から、この一週間はとても健康的な食生活だ。


母の呼吸は浅いが、規則正しく続いている。

今日は手足は冷たいが、やはり微熱は続いている。病室のソファベッドで寝ている父が、夜中も数回、看護婦さんが向きを変えてくれたという。


母は、ここ数日、比較的安定している。日曜日の夜に、容態が思わしくないことを携帯に知らせてくれたIナースが、「本当にすごい力ですね」と驚いていた。父にしてみれば、母はもともと丈夫だから、そう簡単には弱らない、と思っていたと思うが(笑)


部下に任せてきた仕事が気になり、メールをチェック。案の定、予期せぬことが起こっていたので、会社に電話し、状況を確認し、指示を出す。若いが優秀なマネージャー女子が、留守を守ってくれているので、何とかなっているが、来週も引き続き休むかどうか、正直悩ましい。私の上司は、母は一人だが会社の仕事は代わりがいる、と理解を示してくれるが・・・・


ともかく仕事は気になるポイントだけは押さえた。今後については、ひとまず日曜日ぎりぎりまでは母の様子を見たうえで、今と変わらないようなら月曜日は東京に戻ろうと決めた。


お昼ごはんが終わって、落ち着いているので、気分転換も兼ねて近所の公園を散策することにした。

今日は天気もよく、日差しは暑いくらい。半袖に七分パンツ、スニーカーで、公園の中にある小さな山に登る。

頂上にある愛宕神社で、母の魂を安らかに迎えてほしいと願い、残される父が穏やかに暮らせるように祈った。


帰り道、病院近くの家の花が本当に美しかったので、こっそりカメラに収めてしまいました。


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名前は知らないけれど、深く鮮やかな青色が、とても心に残ったので。。

花が大好きだった母にも見せてあげたかった。


夕方、母のもとに戻ると、呼吸が少し浅くなっている気がした。

規則的ではあるが、ごろごろ、ぜーぜーという音が少し混じる。これが死前喘鳴、というものだろうか。。。

看護婦さんにも敢えて聞かなかったが、少しずつ、指の間から砂がこぼれ落ちるように、母との時間がなくなっていく。


おとといは、一人で泣いた。何をしても、何を見ても泣けてきた。

もう二度と母と一緒にご飯食べたり、けんかしたり、買い物したり、笑ったり泣いたりできないんだね。


今日の新潟県五泉市、村松界隈は午後から暑いくらいの晴天。

病院近くの小さな山の上にある「愛宕神社」に、散歩がてらお参りしてきました音譜


桜の名所、村松公園を抜けて、こんな山道を登ること、15分。


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なだらかで、あっという間に到着です。


緑の中をのんびり歩くだけでも、普段オフィスでパソコン仕事をしている身としては、心身ともに癒されます。

今日は気温25度、半袖のTシャツで、うっすらと汗をかくくらい。快適な散策でした。


金曜日の午後2時ごろなんて、私以外誰もいないだろうって思いましたが、意外や意外。親子とおぼしき女性2人連れや、ウォーキングスタイルのおばさま、五泉市下水道局の車(なぜ?笑)などとすれ違いました。


で、ほどなく頂上に到着。眺めはこんな感じ。遠くに見えるのはたぶん五頭山かな?(ちょっといい加減にひひ、ごめんなさい)ちょっと登っただけですが、見晴らしがよくて気持ちよかったです。


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そして頂上には愛宕神社。全国にありますが、防火の神様だそうです。


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お賽銭を入れて、母のこと、家族のことを神様にお願いしてきました。