何事も趣味が行き着くと,とんでもない世界にたどりつく。

ヘラブナ釣りを趣味としている人の中には、自作沼にどっぷりと浸かる人も多く、何を隠そう私もその沼の住民。

大抵、ウキあたりから始めて、万力、玉枠、玉の柄竿掛け、とこじらせていき(私はイマココ)

最終的には竹竿を作り、身の回りの道具をフルで自作するのが一つの目標になっていく。(個人の感想です)


竹竿まで作ってしまっている拗らせ大将(褒め言葉)を,何人か知っているが、今日はそんな御仁から頂戴した一振り。



◾️歩夢 口巻 綿糸握り 12.4尺 4継

作者s氏より拝領。

シンプルで実用的なデザイン。巨ベラ師の作者らしい、質実剛健な作り。

驚くべきは,その穂先。

めっちゃ太い!しかも削り穂らしい。

こんなに太い穂先なら、かぶって仕方がないのでは?と失礼ながら思ったのだが、継いで振ってみるとそんなことはなく、良きバランス。

もちろん,持った感じ軽くはないのだが、振ると全く苦にならない。

うん,これならダムの釣りに使えそう!




2023.10.16

和歌山県橋本市 隠れ谷釣池


隠れの小ベラでは相手にならないかと思いきや,気持ちよく曲がってくれる。




二番以下がしっかりしてるイメージ。

これは、もっとヘビーな相手で遊びたい!

とりあえず菊水かな?



綺麗なへらさんが遊んでくれた。


しかし,完全自作でここまで作れるだなんて!羨ましい!すごい!

よーし!いつかは私も竿作るぞー!


と,創作意欲が湧きまくりました。


実は今回は、YouTubeでお馴染みのSBFJ利根川さん、ダイワの田邊さんと竹竿で遊ぶ会だったのです。


光司組合長、こま鳥さんも遊びに来てくださいました。

楽しい一日、ありがとうございました!


◾️データ


穂先の株 1分6厘!


手元 4分4厘


自重 141g