会ったことのない義父の夢を見た。


棺桶に入ってる義父。夫が選んだ一張羅の背広を上にかけて、蓋をして、葬式までの間しばらく部屋にいてもらおう、、、私たちは、近くの浜辺、林を抜けた先にある海辺で祭をみる。太刀魚みたいな傘袋みたいな細長いものを手づかみにし、海水て中身をすすいだ。これが、イザナギのミソギ払いだと声がした。

その後、義父のいる部屋(旅館)に戻ると、部屋の天井に大きなリボンやら飾りやら綺麗にしてあって、誕生会おめでとう!なんて言いながら、子供たちとくつろいでいた。そこに夫が帰って来て、大変だ、父の棺を誰か開けて荒らしていると。そして棺をこじ開けてみると、体がケロイド状になり汁もじゅくじゅくしみ出している。どこからか従業員の若い人たちも5、6人駆けつけてくれ、体を綺麗にしようとしてくれる。

なぜかお義父さんが起き上がり、手を上げてうおーって動き回るので、みんなが集まって止めようとしている。私は後ろから抱きついて、お義父さん大好きだよー、お義父さんのおかげだよーって大声で言うと、おとなしく布団に寝てくれた。

他の人たちが片付けやら葬式の準備やらしていると、布団に横になっている義父さんが「ここに座りなさい」と。足もとに正座する私に 「あんたに禊いで欲しい」 と。 「え、おとうさんに禊いで欲しいことなんてあるんですか?」と思わず聞き返した。誰もが口を揃えて とても優しく立派な方だった と言うような人なので。すると、体を起こして小声で 「それがあるんじゃよ」 と。

で、夢の中でとほかみえみためを唱え、祝詞を唱え始めたところで目が覚めた。


夫にこの夢を伝えると、義母の法事ができてないからかなあ、、、と。また、自分ではなく、

一度も会ったことのない嫁のところに出てきたんだなあ、、、と。