明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

先程、年越し稽古が終了し、実家に帰宅しました。
大きく、気付きが3つあったので、記載します。

本日は3名の先生としか稽古できなかったのですが、収穫はありました。

1つは基本稽古不足だと気付きました。
不足というよりは、社会で実業団に所属してないので致し方ないのですが、やはり審査より勝ちを重視しているような今日みたいな道場にいくと全く歯が立たない。
自分のペースであれば尚更だなあと感じました。
現役の大学生や県内トップクラスの高校生と比較したらダメだけど、20代にしてはもう少し動けたらなあと感じてしまいました。
まあ前回落ちてしまったのはそこの甘さではあるが、なかなか週1~2を3、4回にできるかの環境だと現実的ではないなあとも。
また稽古の質も結局基本稽古を重視しづらいところなのも非常に残念だなと。

2つ目に心理的な問題で、慣れない環境、相手、また自分のペースでできていないと不利な状況だと焦りをやはり生み出してしまっているのを年越し直前に感じました。
本当は左足や身体の裏側に意識がないといけないのに、そういった焦りで前に意識を持ってしまい、あまりいい稽古ができなかったのを不甲斐なく感じてしまいました。

最後に、今日は5年ぶりに恩師と稽古をさせて頂くことができたのですが、その恩師について個人的になぜ八段が通らないのか不思議に思っていました。
まさに七.五段は受かっていると聞いていたのですが、今日見取り稽古をしていて違和感はありました。
確かに技としては捕らえたり、すごいなあと思ったりしたのですが、生み出されたという場面があまりないなあといった感じでした。
恩師は試合させたら強いのは今でも感じられたのですが、『強い』と『機会を生み出す』は全然違うなあと感覚的に思うところがありました。
東京でも似たような場面がありました。
その方も七.五段なのですが、機会を捕らえるはされていても、機会を生み出すはあまりされていない感じでした。
ちなみにその方は元特練だったそうです。
もちろん、私のようなレベルだと合わせたりは余裕で稽古をつけてもらうような感じになるのですが、レベルがかなり高いとやはり誘い出せたりはしてないのかなと思うところはありました。
こういうことを考えるといかにどんな相手にも機会を自分から生み出し、それを審査のタイミングで出せるかはポイントなのかなと。

まあ今日の何よりの収穫は恩師の剣道と久々に触れられたことなんですよね。
ぶっちゃけ、50越えてるとは思えないくらい強いですわ。
現役のインターハイ出れる選手を相手できるのだから、今でも相当稽古されてると感じました。