「吉祥天如」や「カリフォルニア物語」などで
知られる吉田先生の作品
実は、紙の本で持っていたが
数度の引っ越しで紛失
電子版で見つけて購入した次第。
突如部屋に現れた謎の男「五木(ごき)」と
その部屋の住人との騒動を描いた表題作を
始め、嵐の夜に木の枝から振り落とされた
幼虫とジョロウグモの触れ合いを描いた
「風の歌うたい」など7本の短編が収録。
個人的には「きつねのよめいり」が
お気に入りで、この作品のために
電子版購入のきっかけになった
作品です。
おおまかな内容は、きつねの群れで
生活している「オジロ」は、自分が
キツネ火も作れないことなどから
本当に自分はキツネなのか
悶々と悩む日々を送っている。
そんなある日、友達のヤマネコと
一緒に、森で一番長生きのおおむ屋の
たぬきじーさんに話を聞きに行くが
そこで知らされた事実と、山狩りに
来ていた人間たちの意図とは?
、、、と、ここで時間となりました(笑)