国境のエミーリャ | 酔猫庵日記

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いろいろ混ぜて♪

戦後の日本を、連合国による分割統治案が

存在したことは、かなり前のNHK特集を見て

知っていたけれど、この作品は日本本土で

地上戦が展開され、米ソによる分割統治下の

設定で描かれた作品

首都である東京も米ソにより分割、私の

出身地である品川や、高校のある世田谷区は

西側だけど、16年年ほど住んだことのある

埼玉は東側になっています。

 

タイトルになっているエミーリャは、東側の

十月革命駅(旧上野駅)の食堂で働く給仕係、、

というのは表向きで、裏側では西側への脱出を

手助けする脱出請負人をなりわいとしている

19歳の女性のお話、ですが、、彼女が活躍している

1962年の東京で、史実ではオリンピックに向けて

さまざまな工事が始まり、高速道路に転用するため

埋められた河川が存在してたり、東西国境に

かかっている設定の厩橋が、史実の

グリーニッケ橋のようになっていたり、アメリカの

高高度偵察機U‐2が不時着したりと、なかなか

マニアックな内容に思わずニヤりとなってしまいます(^^;

 

彼女がどのようにしてこのような仕事を始めたのかは

だんだんと明らかにされていくみたいで、これからも

注目していきたいです。