有栖です≧(´▽`)≦
明るい話題運動をしています。
理由は、こちらの回
今回はちょっと真面目なお話。
なので、今、不安症になっている方や、
ちょっと、不眠症気味の方は、リターンしてください。
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あれから、1週間が経ちました。
海から非常に近い所に住んでいた親戚からは、まだ連絡がなく、
復旧活動に行っている家族は、命懸けで作業しています。
その事情を知っている友達から、
『被災地の声、拡散して』と言われました。
そこには、
『被災地以外の人は、苦しみを理解していない』
『関東の犠牲になっている』
というような内容が書かれていました。
安全である場所にいる人間が、
買い占め騒動や原発によるパニックを起こしている報道は、
被災地の方にとって、大きな怒りだったのだと思います。
私達は、被災地の惨状をTVやラジオ、ネット、
そこに住む親族、関係者からしか知ることができません。
被災地の方々の苦しみ、辛さ、
それは、私達がどんなに情報を手に入れても、
温度差がなくなることは、一生ありません。
大切な人、場所を失った辛さ、
見通しのたたない現状に、
被災地の方の精神は、限界になっています。
避難所にある公衆電話、
インタビュー、
なんとか充電できている携帯端末、
とにかく、出来る手段から、
感情を全部吐き出して、ぶつけてもらいたい…
私は、そう思っています。
しかし、
吐き出されたものを、
私達がそのまま拡散することは、反対です。
被災地以外にも、
大切な家族の安否がわからない、失ってしまった人達、
惨状を映像で見て、ショックを受けている方達、
命を懸けて、救出・復旧作業をする方達は、大勢います。
そこに、全く苦しんでいない人はいるのでしょうか?
恐らく、現場の訴えの中には、
被災地以外でも、悲しみを受ける内容のものがあります。
コピー拡散を考えている人は、冷静に考えるべきです。
『意見をそのまま拡散』という形ではなく、
その意見を受け入れ、自分で考えた事を訴えるのが、
大切ではないでしょうか?
義援金や、物資の寄付などは、
様々な情報から自分たちで考え、
行動したことと思います。
それと同じく、
自分が受け取った被災地の訴えから、何ができるかを考え、
行動することが大切ではないかと、私は思います。
私の『明るい話題運動』は、
被災地に関わる人の訴え、被災地以外で苦しんでいる現状、
ネットやTVであふれている情報から、
自分が考えた一つの行動なんです。
By有栖亭有栖