ミッドナイトインパリ 9 本目
●あらすじ
映画脚本家で
これから小説を書いていきたいと夢みるギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン)とその婚約者イネス(レイチェル・アクアダムス)はイネスの両親のパリでの仕事の出張に、旅行としてついていった。そこで偶然にもイネスが気に入っている友人のポールと出会う。ポールとその婚約者とイネスは行動を共にしたいようだが、ギルは気に入らない様子。その夜ワインの試飲会で軽く酔ったギルは一人で夜のパリを歩いていた。ホテルへの帰り道を忘れて困っていると、そこに1900年代の車が。急に車の扉が開いてはやくおいでよと一人の男が。困惑しながら車に乗って降りるとそこは1900年代のギルが愛してやまない黄金時代のパリだった。憧れの画家や作曲家、映画監督に出会い、ある魅力的な女性と恋に落ちる。朝・昼は現代のパリで過ごし、夜は小説の執筆の為の散歩ということで、1900年代のパリへ。人との出会い、恋を通して、人生の生き方や小説との向き合い方、本当の恋をギルは知ることになる。
●感想
おしゃれな音楽とおしゃれな街並み。そして日本では考えられない夜のパリのお酒を中心とした人との関わり。そこには素敵な音楽があり、暖かい光を灯す照明があり、ワインやシャンパンなどのお酒があり、男はスーツ、女性はドレス。人々の会話からは芸術を中心とした会話が。恋する町パリは芸術的で人々が知的に見え、会話も品があった。パリに絶対に行きたくなる映画。
この映画は恋がたくさん登場する。はじめてあって惹かれるなんてことは普通であり、今の日本の文化とは大違いである。今の日本の風潮は恋をするにも理由がいるし、一目惚れで関係ができることはほぼない。しかしパリは違う。街中でキスもすれば、今の日本と比較して簡単に恋をする。そして、理由を求めない。恋をすることに男女共にオープンである。恋に委ねているという言葉はぴったりだ。
恋をして、価値観が合わなければ別れて、そしてもっと素敵な新たな人に出会って。その流れがもっとスムーズに流れてもいいとこの映画から感じた。恋は素敵なもので、お互いが求めている人と人とが出会ったら永遠がうまれる所以をこの映画から学んだ気がする。