見覚えのある、懐かしい少女の絵。


この本を読んで、初めてイラストレーター田村セツコさんのお名前を知った。


タイトルにあるように85歳の今も現役。


写真に写る姿は

「可愛らしいおばあちゃん」


いや「おばあちゃん」という単語はあまりふさわしくないかもと思うほどお若い。


自分がこれから進んで行く、未来に向けての不安が少しでも薄れればいいな、と思って手にした一冊。


読み終えて思ったのは「なんか楽しそう。」


田村さんは一人暮らし。


スッキリと片付いたお部屋にお住まいかと思いきや、好きなもので溢れかえった、おもちゃ箱のようなお部屋で生活をされていた。


年齢を重ねていくにつれて、忘れっぽくなることも、

「もうね、忘れてもいいんです。仕方ないから。」と一蹴


別のインタビューでも

「毎日が中学生の夏休みみたいな生活。仕事は宿題です。」


とおっしゃられてて、充実した毎日を過ごされていることが窺える。


健康で、好きなことができていて、食べていければ、怖いものなし。


といった感じ。


取り敢えず、「健康に」のところだけでも真似して気をつけてみようか。