今から20年以上前に発行されたもの。


レシピ本として考えると少し高価(税込で3000円近く)だけれど、手元に置いておきたくて購入。


ハードカバーで表紙はドイツの芸術家作品の写真。色とりどりの紙のグラデーションが美しい。


紙も図鑑で使用されるようなしっかりとした紙。


病気のお父様にせっせと差し入れしていた、栄養たっぷりのスープのレシピなどが掲載されている。


そのスープを作ってみたい!

と思ったのが購入のきっかけだったけれど、昨今の「早く、簡単に」という風潮とは全くの真逆。


実はまだ、一つもチャレンジできず💧


手間ひまかけて、時間をかけて出来上がったスープ達の写真は、どれも一流料理店の一品のよう。


見た目も美しく、美味しそうで滋味溢れる感じ。


著者の辰巳芳子さんもまた、魅力的な方。1924年生まれと高齢も高齢ながら、精力的にお料理指導などの活動をされているとか。


一生現役、憧れる存在。