「建築途中のビルの地下で、鎖に繋がれた男が1人…」という帯の言葉に即決。
「天地明察」の著者、冲方丁さん。
普段、書評や様々ランキングなどで、読みたい本を選んでいる自分が、珍しく書棚で一目惚れ?して選んだ一冊。
本当に、こういう施設が普通にあるのか、とネットで調べた(なかった)
本当に、こういう仕事があるのかとも調べた(なかった)
家族を守るためとはいえ、どんどん狂気じみてくる主人公。「君、ちがうよ!その人、違うんだよ!」という私の声が届くわけもなく、どんどん窮地に追いやられていく。
最後、儀式だから大丈夫よね?とたかを括っていたけれど、どうもそのままらしい
生きながらなんて、恐ろしすぎて…
巨大ビルディングを見ると、よく思う。
この地下にも…なーんてね💧