昨日、こんな記事を投稿したが…。
今日はこれとは真逆なことを
投稿したくなった。
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これも僕自身の体験話。
なんでか分からないけれど、
社会人になってからの僕は
結婚願望がものすごく強かった。
その衝動からか
千葉の奥地に彼女が出来ると
横浜にあった会社の寮を飛び出し、
千葉の佐倉まで引っ越して同棲したり、
新潟に彼女が出来ると、
勤めていた東京の会社を辞めて
新潟に転職したこともあった。
同期の友人からは、
「好きな女の子のために引っ越したり、
会社辞めて新潟に行くのはお前くらいしかいないよ…」
を呆れ返られたほど、
当時の僕は本気だったし、
覚悟もあったと思う。
とにかく彼女が出来ると、
結婚したい!結婚したい!という願望が
強かった。
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新潟の彼女とは4年付き合い、
彼女のご両親にも気に入られ、
もうすぐ結婚、というところまで話が進んだ。
ところが、
この彼女とも結婚出来なかった。
彼女には
「結婚するまでに一軒家が欲しい」という強い願望があり、
当時経済力が弱かった僕よりも
経済力のある男性を選んだようだった。
彼女と別れた夜…。
自分の経済力の無さと、
別の男性に彼女を奪われたという屈辱感で、
とても惨めな気持ちになった。
と同時に、
それまで張り詰めていた"何か"が、
プツンと切れた。
少し時間はかかったが、
僕は彼女と別れた現実を直視し、
腹の底からこの状況を受け入れた。
そして、
(もう結婚、結婚って思いつめなくていいや。
たくさん女友達をつくって、
これからの人生、楽しく生きよう…)
と心から思った。
別れた、という現実は辛かったが、
なぜか、僕の心は"陽の気"が満ち始めていた。
この日を境に、
僕は"楽しいこと"ばかりを考え、
多くの友達と交流を持つようになった。
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それから数カ月後…。
僕は会社の女の子たちと
僕の自宅で3対3の合コンをすることになった。
合コン当日。
3人のうち、1人の都合が悪くなったので、
女性陣の1人が自分の友達であるRさんを
合コンに連れてきてくれた。
この2年半後…。
Rさんは僕の妻になっていた。
出会ったときに一目惚れした訳ではなかったし、
付き合ってからも以前ほどの結婚願望はなかった。
でも、"流れ"がそうさせてくれた。
彼女と結婚してから、
今月でちょうど21年…。
いつも"陽の気"で満ち溢れ、
いつも笑顔で僕を励ましてくれる妻…。
僕はとても"幸せ"だ。
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今、振り返ると、
結婚したい!結婚したい!という
焦りの因("陰気")が弱まり、
毎日を楽しく生きよう、
という穏やかな因("陽気")が強くなったことで、
彼女と結婚、
という果が生じ起きたのかもしれない。
本気や覚悟も大切だが、
日々の"気"(因)の持ち方も、
とても大切なのかもと改めて感じた。