最近では空前のねこブーム。
デスクでの仕事が多いゲーマーが愛猫と過ごせるように、ねこをいれられるポケットのついた
「にゃんガルーパーカー」というパーカーまであるそうな。
常に一緒にいるためのパーカーまで作られちゃうほど世界中をとりこにした「ねこ」を主人公としたのがこの本。
主人公はアルフィー。飼い主は死にかけのおばあちゃん。
表紙はこんな感じ。
灰色の可愛い猫が飛んでいるちょうちょを見ている様子。
ほのぼのしている感じがあふれ出ている、THE平和っていう感じの表紙。
が、実際は真逆。
死にかけのおばあちゃんが本当に死んじゃうし、アルフィーが飼い主の無慈悲な息子夫婦に殺されかけるし。
YouTubeでもサムネと動画の内容にギャップがあることをサムネ詐欺と呼ぶけど、
この本はまさに表紙詐欺。表紙からは予期できないほどのあまりにも悲劇的な始まり方。
っていうか本の後ろのちょこっとあらすじみたいなところに「ハートフル」って書いてあったのに!
どこが「ハートフル」だ!ww 完全なる「ハートフルもどき」でしょ。
はっきり言ってすごい悲劇的だから!
そんな悲劇を繰り返さないために家を脱出したアルフィーはロンドンのはずれにある小道、「エドガーロード」に出会う。
住む場所は決まったため、あとはもう二度と一人ぼっちにならないために試行錯誤するのみ。
そんな時に散歩の途中で出会った野良猫に教えてもらった方法がこれ。
複数人の家のペットになる「通い妻」ならぬ「通い猫」になることだった!
「通い猫」として生きていくことを決めたアルフィーに平和な未来が…
訪れたらよかったんですけどねぇ。ここでもひと騒ぎ…いや、に、さん騒ぎほどおきます。
それが何かを知れるのは本を読んだ人の特権でしょう。
まあただ最後のアレは感動的…
失礼、言い過ぎちゃいました☆(ゝω・)vキャピ
この先が知りたければ本を読もう!
この本を読んでいて私がずっと考えていたのが…
作者さん、けっこー性格悪くない?説
初っ端からアルフィーの事いじめすぎでしょw
それでもめげない主人公アルフィー。君を心から尊敬するよ…。
私からするとアルフィーの人物像もお気に入り。
アニメや小説の悲劇にあった系主人公って正義感強めの方が多くて
「あっ!君も正義感の主人公ね」ってよくなるのが
アルフィーはありきたりな主人公ではなく心は折れるけどすぐに立ち直る系の読者が共感しやすい主人公。
こういう感じの主人公が今までにあまりいなかったから余計にアルフィーへの好感度up。
平和な日々が訪れるっと思った瞬間、その期待が裏切られてしまうということがよくあるアルフィー。
いわゆる、3歩進んで、2歩戻っての繰り返し。
そりゃ、心折れちゃうよね。
何度も災難にあうアルフィーが可哀そうになる。
それでも前に突き進むのがアルフィーなんだけどネ。
ミステリーが好きな私にとって初めて挑戦する「ハートフルもどき」の本だったんだけど。
実をいうと途中で飽きるかもなーって思ってたんです。読む前までは。
表紙につられて読んでみたはいいものの、趣味じゃなくて途中で放置するとかよくあるんでww
それが実際のところはむちゃくちゃおもしろい。
ミステリーとは違う中毒性があってハマるの間違いなし!
猫好きの方はもちろん、こういうジャンルの本を読んだことのない方にも是非とも呼んで欲しい。
読まないと損すること間違いなしですよ~。

