メカノレセプターって皆さん聞いた事はありますか?
簡単に言うと足の裏にある感覚を感じとってくれる機関です。
足が床についている時に床の固さや自分がしっかり地に足をつけて立っているという感覚を感じてくれる場所です。
ちなみに一概に足の裏と言っても1番指先に多いんですよね。
なので、バランスを取る際なんかは足指がついてた方が安定しやすいのです。
と言う事は、基本的には足指でバランスをとりやすいと言うのは長年の生活の中で人はなんとなく学習してるわけです。
足指に刺激を与えるとバランスが安定したという報告はいっぱいあります。
じゃあここで
色々な疾患を抱えている人、もしくは純粋に高齢な人において、歩く際にすり足になるのって指先の感覚に依存してるからと言う理由もあると思いませんか?
つま先上げてーー!って歩く際に意識させるセラピスト多いですけど、通常歩行において私たちはつま先を上げる意識なんかしてません。無意識です。
意識下での運動は頭を使うため必要以上に疲れ、ぎこちない動きになりやすいです。
足指でしか感覚情報を得られないために足首が上がらないのであれば、やるべき事は意識してつま先を上げてもらう事ではないですよね?
今日は祝日ですが頑張って仕事行ってきますm(_ _)m