前回の続きです。皆さんご存知ないかもしれませんが、実際に入院している方達でリハビリテーションを頑張ってる人程栄養失調になってる可能性があるといったデータが出されているのをご存知ですか?
管理栄養士の人がどれだけカロリー計算をしても、その人によって悪くなってる臓器が違います。
肝臓が悪い人もいれば腎臓が悪い人もいます。
この方達が同じカロリー計算の元で似たような食事を食べたとしても、体に残る栄養素はまったく違います。
ましてや好きな物だけ食べて残す人も多いですよね。
まともに栄養もとれてないのに動き回ってたら栄養失調にもなります。
それでもまだ病院だと栄養バランスを考えて作ってくれていますが、自宅に帰ってからはどうですか?
不摂生によって生活習慣病から病気を発症した方は家に帰るとまた偏った生活になるでしょう。
本気で病気を治したいから頑張って○○法受けてます!
じゃなく、その前にもっと基礎的な事を見直しませんか?
例えば脳卒中で神経回路を再構築するためにリハビリテーションを頑張っとしても、その神経回路が正しく機能してくれるために頑張ってるのは食事からとれる栄養素ですよ?
よく例えで使いますが、必要な栄養をとらずにただリハビリテーションを受けるだけって
ガソリンが入っていない車のパーツを強化して動け動けと願っているようなものです
神経伝達、ホルモンバランス、動くために必要な要素の基礎の基礎は栄養です
あきらかに不摂生している状態で体の表面上だけを良くしようとしても効果はでにくいと思います