年末最後の研修はSJFで終わりました(^^)



4.5年前はずっと手技の勉強ばかりしてましたが、最近はもっぱら病態や生理学の勉強ばかりだったのでたまに手技の研修に行くと楽しいです(^o^)



SJFは基本的にtractionというよりはcompressionにて行っています。



荷重下において、重力が加わり続ける体に牽引を加えて徐圧することにより痛みを軽減する方法。そして、死ぬまで重力下で生きていかないといけない体に応じて圧を加えて行うやり方。



正反対です。




正直私にはどちらが良いのかなんてわかりません。



結局の所、答えはその人によって変わってきますし、何が正しいかは結果で判断するしかない。なので、色々なやり方を知っておくのが今の自分が1番やりたい事です。




そんなこんなで、今日の朝一の利用者さんには四つ這いでの移動を10分程ひたすら行ってもらいました。これで3回目です(・_・;
中途半端にするよりは、やる時はやる!やらない時はやらないでメリハリをつけてます。


四つ這いはやっぱり良いですね。特にこの方には全体的に圧を加えた運動が合うようです。

最初は家族さんも四つ這いで歩くなんか情けないっていう考えで、説得するのにかなり時間がかかりました・・・



でも何か一つ、良い効果が出て、それを説明すると意外と理解してくれるもんですね(^^)何も良い結果が出てないと話すら聞いてくれない人がほとんどなので。。



なのでようやく思う存分できます(ง •̀_•́)ง‼笑




屈曲80度以上の痛みがなかなか減らなかったのが四つ這いを始めてから少し落ち着きつつあります。



後少し痛みが取れて、代償なく動きが行えだしたら、しばらくできてなかった食器洗いを行ってもらえそうです(^o^)



残るは膝の問題。




この方、膝の前後の動揺があるので、なかなか自主トレで四頭筋のトレーニングを進めにくいのです(^^;;



膝の前後の動揺があると、四頭筋が作用した際に関節の前面に負荷がかかり過ぎて悪化させてしまう場合があります。


介入時に関節が安定している時にだけ自主訓練時に死ぬ程運動を行ってもらいます。



色々な事を説明して理解してもらえないと、漠然と歩いて下さいとか、体を動かして下さいとか、動かないといけませんよと言っても悲しい事に誰もしてくれません。



在宅での1番の悩みです(^_^;)