よく患者さん、利用者さんに障がい受容をさせようとする事が多くみられます。
治らないから
限界だから
と。
色々考えてみたんですが、障がい受容をするのとさせるのではまったく意味合いが違うような気がします。
大半は、後者の受容をさせるという方が多いように思います。
言い方が悪いかもしれませんが、受容をさせるというのは、最初から治療者側が諦めている前提だと思うんです。
最初から諦めて治療をする人と、諦めずに治療法を模索する人とでは明らかに関わり方も変わってくると思います。
自分が治療を受ける側だとしたら、例えば必死に考えてくれる治療者がいて、信頼関係が築けてる人がいたとします。
その人がどれだけ頑張っても結果がでないのであれば、仕方がない
この人以上に自分のために頑張ってくれる人はいないし、この人で無理なら自分から自然に納得して現実を受け入れようと思うかもしれません。
20年、30年努力してきた方が、どうしても治せない、頑張っても無理だったというのならまだわかります。
私もまだまだ経験不足ですが、自分のように勉強不足な人から努力もせず、治りません。なんて簡単に言われて納得できるんでしょうか。
そして、理学療法を行っても限界があるからとすぐに諦める人。それは違うと思います。働き始めの人がすぐ勉強もせず、何しても無理だからと、喜んでもらえるリラクセーションに突っ走る現状も考えものです。
昔不治の病って言われてきた病ものです諦めずに頑張った人がいるから治るものがでてきたんでしょ?
自分が頑張らず、相手を諦めさせる方法ばかり身につけたらダメです!