昨年話題のゴジラ映画でしたが
ようやく衛星放送で見ました(^^;
主役には、
朝ドラの「らんまん」で夫婦役をした二人
神木隆之介くんと、浜辺美波さん。
時は1945年~1946年の終戦直後
焼け野原の東京が舞台です。
なので-1,0という事でしょうかね。
東宝制作のゴジラ映画の第1作は,
1954年とのことですので、
それより以前を描いたことになりますね。
終戦直後でありながら、
米軍 GHQは一切かかわらない設定です。
かかわっていたらば
米軍は原爆を使うことになるでしょうから、
そうなると物語が別のテーマになってしまうし、
何よりゴジラそのものが、
原水爆実験から生まれた怪物という絡みも、
どう話を組み立て直すか意見が割れてしまいますもんね。
映画の中では
米国とソ連との戦後の関係悪化で
米軍がヘタに動けないという事にしていました。
劇中に銀座を破壊するゴジラから逃げ惑う人々で
なんとベテラン俳優の橋爪功さんがエキストラ出演されています。
ご本人がそれでいいからと出演されたとか(^^;
物語は、
特攻機の不具合と噓をついて
何としても生きて家族のもとへ帰りたいと思う神木君。
とある島の整備で見透かされてしまいますが、
そこでゴジラに遭遇。
整備兵の1人を除いて皆亡くなります。
終戦で本土帰還すれど東京は焼け野原。
すでに両親家族は他界し
絶望と、逃げた負い目を背負い、
バラックと闇市の中をさまよいます。
そこに孤児を抱いた浜辺美波さんと出会います。
空襲で家族を亡くした浜辺さんは、
孤児を抱いて必死に生きていました。
神木君は戦後の機雷処理の危険な仕事で
なんとか生活をして
幼い孤児と浜辺さんと暮らしていましたが
再び相模湾でゴジラに遭遇
以前より凶暴で大型化していて
旧日本軍の残存艦の大砲も役に立たたず・・
特攻隊の生き残りと
学者と船乗り、元海軍兵の民間人たち
どうゴジラに抗うか・・・
数年前のシン・ゴジラや 、
米版GODZILLAとも違うし、
東宝の歴代ゴジラシリーズとも違う映画で、
いい意味で怪獣映画ではない内容でした。