生き残りの私の呟き

生き残りの私の呟き

自死遺族の私が
笑って過ごす
。:+((*´艸`))+:。
ソロ活動ブログ

何故?

どうして?


理由を探す。


捜しているのは

姿見えなくなったもの達。


理由を探してしまうのは

見つけるための

手がかりの

ひとつに思えるからかもしれません。



陽が昇り

陽が沈む。


太古の人たちは

その自然の風景に

命の生き死にを重ねてみたのでしょう。


夕紅(ゆうくれない)に染まる

夕焼け空。


夕暮れ雲は

天が紅。


沈みいく陽を眺めていると

どこか懐かしく

切なくなるのは


西に沈む陽の先に

浄土があると

言われているからでしょうか。


迎える夜のしじまを

打ち砕く小夜嵐。


あの子の鳴き声に聴こえ

耳を突き刺す。


私が

吹き溜まりから足を洗って

顔を洗って

出直しても


家族が生き返る訳ではありません。


ありませんが

違う形で生き返らせることが

できるのは私だけです。


自ら命を絶った私の家族。

3人に共通しているのは


「自分が嫌になった」でした。


変わらない。変えられない。


そうだったとしても

そのままでも良かったのに。


変えようとしたキミ達は

確かにそこにいたんだよ。


悔いて

自分を責める。


そんなもん。

そんなもん。


昔の自分にくれてやれ。




劇場に足を運びました。

「あんのこと」






https://annokoto.jp/


実話に
基づく作品です。

幼少期から母親に虐待を受け

売春を強要され

薬物。自傷行為。


彼女を取り巻くオトナ達。


痛いところを突いてくる

とても

後味の悪い作品です。



死ぬな。生きろ。


なんの

おまじないでしょうか。


痛いの。痛いの。飛んでいけ。

それで痛みは

飛んでいくのでしょうか。


寝ぼけたことを言うな。


世間知らずも程ほどにせーよ笑い泣き



一見

平和で豊かに見える

この国でありますが


隣で起きていることから

目をそらし

顔を背けることで


見せられている世界でもありましょう。



目を疑い

覆いたくなる行為に溢れ

それは

誰しもの心の中に

潜んでいる狂気の仕業。

ご乱心。


私もしかり。



知らぬ存ぜぬは

オトナの

たしなみでしょうか。


そうすることでしか

見ることのできない世界なら

夢幻の

まほろば。


夢の手枕。


自ら命を絶つ。「自死」

そこだけを見れば

個人の問題でありますが


その背景にあるものに

目を向ければ

個人の問題として片付けるには

言い難いものが見えてくるのです。


誰の身の上にも起きうること。

私にも。

あなたにも。

あなたの大切な人にも。


自死を最期まで認めなかった

私の母親ですら

自ら命を絶ちました。


なぜなら。


いつか必ず死ぬ命だけが

いま

この世界を生きているのです。



最後まで読んで頂き

ありがとうございますニコニコ



ニンゲンと呼ばれる

イキモノの

真価が問われ


正体が暴かれる刻は

そう遠くない。


眼(まなこ)を見開いて

見納めといかなければ

私に

申し訳が立たないのです照れ


そうは問屋が卸さないとばかりに

天は

此方の都合よく死なせてはくれない。



この作品で

唯一

救いを探すとしたら。


彼女が

ほんの一瞬。

ほんの一瞬ですが


心在る人と触れあい

違う景色に出逢い

生きたいと

思える瞬間があったことでしょうか。


オトナは誰ひとりとして

彼女を救えなかった。


終わらせる。ということは

始まりがあったはずです。


そこに追い討ちをかけ

輪に輪をかけたものの正体はいかに。


終わらない

夏休みの自由研究。



三度つぎの手技で

注がれた泡は

きめ細かくラブ





昼を欺く
街の夜景。

騒々しい月夜烏(つきよからす)

浴びるほど飲んでも

酔えずに迎える

草木も眠る丑三つ時。