俺の好きなアーティストはバツ1が多い
甲斐さんもバツ1で今の竹田かほりさんと結婚して
今も続いている。
前の奥さんは女性編集長のまゆみさん。
竹田かほりさんもそうだしめちゃ綺麗。。。
長渕剛といえば初婚は石野真子!!
いろいろトラブルがあり週刊誌にひっかけまわされ
離婚して今の志穗美悦子と結婚。
志穗美悦子と結婚していなかったら
長渕は絶対今の長渕ではなかったし
50手前で亡くなってたと思う。
あのころは生き急ぐ長渕。。
それがかっこよかったりもしたり。。。
その志穗美悦子に書いたラブソング「何の矛盾もない」
擦り切れるほど見た「ライセンスツアー」のDVD
最後の曲で歌われるが、
最後のカットが長渕の父、母 そして志穗美悦子のシルエット
名曲であり、涙なしに聞けない。。
彼女は言うのです。
あなたの生まれた街が見たいと。
それで思い切って故郷鹿児島へ
僕は連れて帰ったのです。
少年の目線で見てた30年前の風景へ
僕はアクセルをゆっくりふかしながら
車を西の方へと走らせる。
いくつもの山並み茶畑を超えて、
そして記憶は 木造モンタルのほったて小屋のような
僕のあの家へ走る。
まるでタイムスリップするかのように走る。
何かに手招きされているかのように
どんどん走る。
幼い頃、通い慣れた路地
誰もいない夕暮れの踏み切り
そして、
五円玉を握りしめて飛び込んだ
じっちゃんばっちゃんの雑貨屋。。。。
それらが、どうしようもないばかりに
いとおしく僕の胸の中に舞い戻ってくる。
さらに走る。
どんどん走る。
彼女は車中、
汚れを知らない幼い頃の僕の
アルバムをめくっている。
丸坊主の僕がそこにいる。
「この時にここを通っていたのね」
と目を細めながら、
それはまるで
彼女自身の少女時代をも
ふりかえるように言葉少なに語る。
「明日からまた東京だな」
と僕が言うと、
「この街にいたいと思える日まで頑張りましょう」
と微笑んだ。
昭和62年9月17日 長渕剛