昨日の投稿で触れた飛天のライブを振り返る!

1999年11月13日 グランドプリンスホテル 飛天の間で行われた甲斐よしひろデビュー25周年記念ライブ!

当時9歳の俺はこのライブをある程度大人になってDVDおよびVHSで見ることになるが、

華やかさという面でいったら従来のホールツアーや武道館とは異色ではある。

ロックコンサートが行わられる会場ではなく、ディナーショーや有名所だとFNS歌謡祭の会場としても使われる。

TKとの共同プロジェクトが成功か失敗か意見が割れることがあるが、

俺は新たな甲斐よしひろを垣間見えたしTKの音楽と甲斐よしひろの詩がマッチしている。

甲斐よしひろ ゲストに甲斐バンドというライブ。

ソロ楽曲から甲斐バンドの楽曲まで様々なバリエーションで繰り広げられるセットリストは圧巻。

甲斐バンドでのシングル「トレーラー・ハウスで」も収録されており、この曲はカラオケで歌い切れたことはないくらい難しい。

 

バンドメンバーは

鎌田ジョージ(G) 河村カースケ(D)三沢またろう(P)荻原メッケン(B)前野知常(K)

MVPは特に三沢またろうだろう。米米CLUBのサポートメンバーでもあり米米CLUBの良さが十分に感じられる演奏。

音楽というのは自由であり楽しむものだということが全面に出てるプレイ。とにかく上手い!!

 

鎌田ジョージに関しては別途ROCKUMENTでも触れていくが、ギターおよびアレンジに関しては一級品。

中村あゆみの専属ギターとして長年サポートしてきて甲斐よしひろとも共同プロジェクトやソロツアーにたくさん参加してもらってた。

この飛天が甲斐よしひろと最後の映像かと思うと残念でしかない。

2018年に亡くなられたのを知ったときおもわず声が出た。

 

1,電光石火BABY

赤いライトアップからカウベルとギターのSEから華やかなライトフラッシュ。

一気に飛天の間の空気が甲斐よしひろ色に染められていく。
2、ダニーボーイに耳をふさいで~渇いた街(Medley)

このメドレーはすごい。曲の繋がりおよび、まるで1曲だとしても違和感ない。
3、ナイト・ウェイブ

三沢またろうのプレイがとにかく光り続ける。心地よいサウンドと飛天の空間とステージライティングが色気を増す。
4、BLUE LETTER

アルバムに近い音。ただライトアップが明かる過ぎる。この歌はポップな感じに歌うのではなく本当にシンプルにやってほしい。
5、ダイナマイトが150屯

DVDではカットされたナンバー。

蘭丸(土屋公平)がゲストでギターと甲斐よしひろの歌で始まる今夜限りのアレンジ。蘭丸のギターかっこよすぎる。
6、レイン

レインおじさんともいわれる、蘭丸の代名詞の曲。とにかく耳がちぎれるくらい聞いているが

今宵のレインは飛天の空間がいつもとは違う色気を出す。とにかくかっこいい。ベストテイクといっても過言ではない。
7、against the wind

TKとのプロジェクトで作られた歌。とにかく詩が突き刺さる。

「大好きだって言えなくなった 
まして愛なんてとても伝えられない」

ストレートな甲斐よしひろの詩がとにかく突き刺さる。失恋したときに聞きまくった思い出の曲。
8、ミッドナイト・プラスワン~I.L.Y.V.M~レイニー・ドライヴ(Medley)

この映像で一番の見どころ。松藤さんがゲストで鎌田ジョージとアコギで仕上げるはずが

機材トラブルで松藤さんのギターのノイズが発生。

そこのトークと歌のギャップにやられる。

I.L.Y.V.Mの鎌田ジョージのギターはとにかくうますぎる。イントロの部分は永遠に聞ける。
9、風の中の火のように

KAIFIVEの大ヒット曲。とにかく大サビ前のライトアップがかっこいい。
10、幻惑されて

当時の俺は考えられなかった。甲斐バンドの田中一郎が甲斐バンドの楽曲以外を弾くことは。

鎌田ジョージと田中一郎のギターの掛け合いがとにかくロックして熱い。

イチローもっとKAIFIVEの歌弾いてほしい。めちゃくちゃあってるけどな。。。

妖艶という言葉が似あう。
11、きんぽうげ

甲斐よしひろがあおる、イントロで鎌田ジョージが咥えてる煙草を甲斐よしひろがひと吸いするところが

とにかくかっこいい。久方ぶりのツインドラムに歓喜!!
12、裏切りの街角

安定の安定。1986年のPARTYとは別にBIGNIHTでのバージョンに近い。
13、トレーラー・ハウスで

一言で言うとギター多いな笑
14、LADY

大森さんのギターがとにかくいい。ライトアップがとにかく飛天のシャンデリアに反射して色っぽさが増す。
15、氷のくちびる

やはりライトアップが凄まじい。後半への畳みかけ。
16、翼あるもの

DVDではカットされているが、三沢またろうとカースケと松藤のバトルはかっこよすぎる。

流民の歌を再現されるかのような雷鳴のパーカッションが圧巻。
17、冷血(コールド・ブラッド)

やはりこれはステージライティングにイかせられる。なぜ甲斐バンドでやらなかったのか謎だが、とにかくかっこいい。
18、HERO(ヒーローになる時、それは今)

ゲスト大集合 笑 ギター多すぎる笑
19、100万$ナイト

大森さんのギターと甲斐よしひろの叫び。

飛天にミラーボールが周りその下で叫び続ける甲斐よしひろと大森さんのギター。

とにかくこの曲にベストテイクは存在しなくいつみても圧巻される。
20、この夜にさよなら

リクエスト企画で一位を獲得した名曲。甲斐バンド初期でしかやっていないであろうレア中のレア。

飛天のライブの後に飲み屋で真っ先によかったという曲。

今宵のライブにぴったりでまさか大ラスでやるとはだれも思わなかったであろう。

この歌を24歳でかける甲斐よしひろは本当に凄い。

儚く愛しい気持ちになる歌。

 

カットされている曲も多数ありこれも完全版希望!!

甲斐さん本当にお願いします!!!