1999年11月13日の飛天LIVEから約2年
オリジナルアルバム【夏の轍】をリリースと同時に甲斐バンド全国ツアーのNHKホールのDVD。
収録1曲目の「アナログ・レザー」のリハーサルverから始まるが
歌詞が身に染みて泣けてくる。
「また一緒に楽しもうぜ昔のように 戻って来いよみんなどこかへ行っちまった
燃え上ろうぜ 嵐のあの時みたいにさ 今夜 パーティーだ」
2021年7月の赤レンガ倉庫のライブの1曲目は是非ともこれを熱望する。
この時俺は、NHKホールではなく前の週でやった今は亡き「SHIBUYA-AX」に行った。
はっきりとすべて覚えてはいないが、
松藤さんがピンでドラムを叩いてるのが当時ものすごくうれしかったことと
大森信和と田中一郎のツインギターで全盛期の甲斐バンドを見ることはできなかったが
生で見れて相当うれしかった。松藤さんがフルでドラムを叩くこととましてやピンでやることが当時考えられなかった。
BIGNIGHTの時は田中一光やったし、飛天は河村カースケ智康との途中のきんぽうげからの数曲のツインドラムやったから
相当すさまじかった。
このDVDに収録されているのが生前の大森信和の最後のプレイになるのは今でも信じられない。
大森さんもフルではなく途中からだしツアー中も体調を崩されていたから相当満身創痍でだったとおもう。
LADYの間奏であったり、アウトローのイントロ、氷のくちびるでの甲斐さんとのライトアップ
100万ドルナイトのギターに関してはやはり大森信和でないと考えられなかったし今でも大森さんの音を聞くために見る1枚
最後松藤さんが大森さんの手を掲げてみんな大森さんを待ってたんだという最後の一幕は涙。
収録曲
01-アナログ・レザー
めちゃくちゃかっこいい。「夏の轍」の中で1位2位争うくらい好き。
02-ちんぴら
情報によるとKAIFIVEのツアー以来になるのかな。
甲斐バンドでやるのはあるかないかのレベル。博多のことを書いた歌。
この歌を聴くだけで1万円の価値はある。
03-きんぽうげ
田中一郎と佐藤英二のツインギターで安定感抜群!
松藤のドラム音がとにかく音が厚い!
04-ナイト・ウェイブ
飛天くらいからかなイントロが打ち込み音になったのは。手拍子がしやすくなったが
俺としては1982年のカウベルとパーカッションで始まるほうが好き
05-ビューティフル・エネルギー
松藤英男が歌ってくれるという甲斐さんの一言 1980年から変らなくかっこいい。
松藤さん歌声変わらな過ぎてすごい。
06-BLUE LETTER
ドラム音が少し耳障りになる。
アルバムに寄せているがこの曲こそキーボートのみで甲斐さんのボーカルのみで歌い切ってほしい。
07-テレフォン・ノイローゼ
甲斐さんギター一本。やりすぎてる感いなめない笑
08-安奈
「ここでギター大森信和を」の一言で客席が沸く。イントロのギターの音は大森さんしか出せない。
09-裏切りの街角
いつもの定番の流れ。しっとりと。
10-LADY
大森さんの泣きのギターが一級品 甲斐さん銀のコートまぶしすぎ。
11-嵐の季節
大合唱 BIGNIGHTヴァージョン 佐藤英二おるんやからオリジナルでもよかったのではと。
12-氷のくちびる
こっから一気に畳みかける。ライトアップ含めて甲斐バンドそのもの。
13-翼あるもの
場内が沸くのが見える。みんなが甲斐よしひろであり全力で歌い上げている。
14-漂泊者(アウトロー)
翼あるものからのアウトローの流れが一番いい。爆発。
15-HERO(ヒーローになる時、それは今)
アンコール一曲目 やるよ、オーメンという甲斐語がとにかくかっこいい。
16-観覧車’82
間奏でステージに寝転ぶ甲斐さん。
印象てきなのは甲斐さんがステージから降りて
イチローのギターを大森さんが温かく見守り松藤さんが終始笑顔でドラムを叩き続けてるところ。
神秘的なものにふれた感動がある。
17-100万$ナイト
大森さんのギターがとにかく泣ける。
これが最後だとおもうのが信じられないくらい。
この曲を聴くたびにミラーボールをみて圧倒されるのは甲斐バンドしかないと思う。
実際中学くらいまでミラーボールの特許は甲斐バンドしかないと思っていた。
18-Jasmin again
隠し映像 名古屋でのライブで歌詞も名古屋にあわせて変えている。
もともとマネージャーが書いた詩を松藤が作曲してのがオリジナルで
そのメロディーに甲斐さんが新しく詩を書いた曲
オリジナルもええしこっちもいい。
映像は田中一郎のカメラワークに酔う
19-荒野をくだって
楽屋での弾き語り。収録はされていないが、これとは別の
ビートルズの「Kansas City 」を弾き語ってるのがとにかくかっこいい。
CDは別曲もはいってるが、とにかくフル映像で再度出してほしいな。
未発表めちゃあるのに絶対。
こうゆう感じでとにかく書いていければと思います。