皆さんは筋肉という単語を
聞いたとき何をイメージしますか?
例えば、ムキムキマッチョのような男性がトレーニングを
している姿を想像するかと思います。
今回、この話を最後まで読んで頂くことで筋肉はただ動かすために必要なものという
考えから大きく変わることでしょう。
・本編
筋肉とはエネルギーの消費者であり栄養素として取り込んだものをエネルギー源として使用する特性を持っています。
筋肉は大きく3つの役割を持ちそのすべてが身体にとって必要不可欠な存在です。
その役割は身体を動かすエンジン、重力に負けないように姿勢維持、熱を作るです。
『身体を動かすエンジン』
例えば、足を動かして歩く。これは目に見えてわかることだと思います。
それ以外には呼吸や心臓を動かすなども筋肉が関係しています。
これら2つから考えられるのは運動するにしても生命維持のための臓器の運動にせよすべてが筋肉を原動力としているということです。
『重力に負けないように姿勢維持』
人は立っているだけでも重力の影響を受けています。つまり、筋肉は常に重力に負けないように力を出し続けているわけです。それだけではなく重力にあらがいながら関節を適切に動かすサポート役も担っていることもわすれてはいけません。
『熱を作る』
まずヒトは常に体温を一定に維持する恒温動物であることが最大の定義です。約37℃に体温を保つようになっています。この体温を維持するためには自分自身でエネルギーを使うことで熱を作らなければなりません。これにおいて最もエネルギー使用に使われているのが筋肉です。熱産生の約60%を担っていると言われています。
つまり、熱産生には常にエネルギーを消費している状態であるということが分かります。そしてそのための燃料として糖質や脂質が使われています。
もし、筋肉によるエネルギー消費量が落ちてしまうと糖質や脂質は体内に余分に蓄積されることになりこれらがメタボリックシンドロームなどの生活習慣病に繋がります。
これらのことから「栄養素として取り込んだものをエネルギー源として使用する」という体内のプロセスがうまく回り代謝が維持されているのは筋肉のおかげであると言えます。
参考書籍:石井直方著書 筋肉の科学より