7月7日の『出張ドッグトレーニング』は、ゆずくんのレッスン。
2クール3回目。
今回はいつものように吠え対策の練習を少し行った後、お散歩の練習をしました。
暑くもなく、ちょうど良いお散歩日和。
まずはいつものようにお散歩コースを歩いていただきました。
その様子を私が後ろからついていく形で確認しました。
お散歩が大好きなゆずくん。
以前から引っ張りが強いとのことでした。が、
これまでのレッスンを含め、コミュニケーションが取れることがお互いに出来るようになってきたため、
外の周りの刺激や誘惑が強くても、人の声が届くようになってきてはいるようです。
お家の近くの畑や木々が広がる自然豊かな道では、多少の引っ張りはあるものの、時々ママさんの顔を見るというように人に意識を持つことがあります。
散歩は犬にとっては発散させるためのもので、ただ人の都合による排泄させるためだけのものではありません。
匂い嗅ぎなども十分行い、お互いが楽める散歩でなければなりませんね。
いつもの散歩コースにある緩やかな坂道を上がっていくと、車の走る公道があります。
そこでゆずくんにとっては興奮のスイッチが入ってしまうようで、今まで普通に歩いていたのが、かなり引っ張りが強くなり、人の声が届かない状況になってしまうようで。
ゆずくんにとってあまり好きではない車が走る音や近所の犬達の気配や実際に見えるところを通るので、常に興奮している状態で身体全体で警戒センサーを張り巡らしているようにも見えました。
あまり楽しい様子とは言えない状態。
楽しく歩ける場所とそうでない場所がはっきり分かれているようです。
1周回ってきた後、2週目は私がハンドラーとなり1週目についてのアドバイスをしながら歩きました。
あまり興奮のない坂道に入るまでの散歩コースでは、私の横について歩くことができました。
匂い嗅ぎもいっぱいさせてゆずくんも満足したようで、私とアイコンタクトをしながらそんなに引っ張ることもなく歩くこともできました。
そんな様子を後ろから見たママさんやお母様は『別の犬みたい』という感想。
でもあの興奮のスイッチが入る坂道を上がると、パンティングによる呼吸も荒らしく、やはり興奮が上がり引っ張りも強くなります。
少し暑さの関係もありますが、興奮状態で2週目終了。
今後の取り組みとしては、いかに『楽しくお散歩ができるか?』を課題とし、
歩き方のコツと工夫、お散歩コースの改善などのアドバイスもさせて頂き、今回はこれで終了となりました。
私が一緒に歩いた印象としては、興奮時でも少しは人に対する意識と話を聞いてくれたようにも思います。
実際に途中でママさんでも私でも『オスワリ』のコマンドをかけても、仕方ないという感情もありましたが、座ってくれます。
今まで1日15分程度のお散歩時間を、私のアドバイスを聞いてくださり、
暑くなる前の朝早い時間と、日が沈んだ後の時間の約1時間に延ばして頂きました。
その甲斐あって、ゆずくんはお家の中での興奮は少し治まっているようです。
今度は楽しいお散歩にチャレンジしていきましょう。
初めて一緒に歩く私に歩調を合わせてくれたことに感謝してます。
ゆずくん、頑張ったね。
ありがとね。
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ヨーロッパのドッグトレーニング方法で、人と犬との信頼関係を結び、
明るい未来のお手伝いを致します。
静岡県東部で活動中。
クリッカートレーニングも承ります。
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【小さくても大きな命】
DOG TRAINER & PETSITTER 長谷川竜也
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