【無料出張ドッグトレーニング】その①-⑫ ララちゃん クリッカーチューニング | DOG LABS~WITH ALL ONE'S HEART~

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昨日11月20日もみじ

 

【無料出張ドッグトレーニング】わんわんはララちゃんのトレーニングへ車

今回のトレーニングは『クリッカー』を使ってのトレーニングをしていきますウインク

 

前回の記事にも書きましたが、ララちゃんは『何をしたらいいこと』なのか、『何をしたらいけないこと』なのかが、うやむやになって混乱しているところが少しトレーニングをしていく上で見えてきたので、『飼い主様が望む行動』と『望まない行動』のメリハリをしっかり付けるために【クリッカー】という道具を使ってこれからトレーニングしていくことを、ママさんと話し合いながら取り組んでいく方向で決めましたニコ

 

【クリッカー】という道具は、種類は様々ありますが、大きさは人の片手に入るほどの大きさで、箱型になっていて中に金属プレートが入っていますパー

 

そのプレートを鳴らせるようにひとの親指が入る程度の穴が開いていて、親指でそのプレートを押すと『カチッ』と金属音がなります音譜

 

利点としては、人の声による合図『よし!』や『GOOD!』とは違い、誰が鳴らしても同じ音が出るので、犬にとっては理解しやすいということキラキラ

 

女性や男性や子供など声の種類は様々で、声の大きさも大きい小さいがあり、犬にとってはなんとなく理解しているような感じだと混乱してしまいますガーン

 

そして、トレーニングしていく上で、どこの行動を強化したいのかクリッカーを鳴らすことでマークすることができますグッド!

 

クリッカーが鳴ったら『おやつ』(または、おもちゃなど)がもらえる。

クリッカーが鳴ったら嬉しいことが始まる。

クリッカー=良い事。と結びつける作業です。

 

これによってクリッカーが鳴れば『いいこと=人が望むこと』

行動しても鳴らなければ『してはいけないこと=人が望まないこと』

とのメリハリをつけることができるようになりますウインク

 

しかしララちゃんの場合は音に激しく動揺する子で、カウンセリング当初、試しにクリッカーの音を小さくしながら聞かせたところ、怖がってしまう場面も見られたので、クリッカーは封印していましたあせる

 

でも外飼いから室内飼いへと生活環境が変わり、日々のトレーニングを行っていることで、ララちゃん事態の精神のも安定し変化してきたせいか、鳴らしてみても最初ほどの混乱はなく、この様子だとチューニングしていけば何とかなるのではないかと思い、今回から取り入れましたニコ

 

一応2種類のクリッカーを用意し、小さい音が出るものと、一般的に使用されているもの(私がスクールで使用していたものと同型)で対応しますニコニコ

 

まずはクリッカーの音とおやつを同時に提示する同時条件付けで行い、音への刺激を弱めていきますほっこり

今回もママさんの息子さんがトレーニングに興味を持ってくれたらしく、お手伝いをしに来てくれました照れ

 

おやつを床に置く係です爆笑

 

重要な任務を任せました(笑)

 

ママさんはララちゃんを待たせるか並べている時におやつを食べてしまわないように抑える係と、クリッカーを鳴らす係ですアセアセ

 

私は撮影の係((笑)

 

一人でもできるのですが、この作業はもう一人手伝ってくれる人がいれば助かりますニコ

 

そしておやつを並び終えたら、ララちゃんを離し、口に入れた瞬間にクリッカーを鳴らしていきますしっぽフリフリ

 

これを3セット。

 

次におやつを色々なところに転がして食べた瞬間にクリッカーを鳴らす。

 

次におやつを手の平に持って近い所遠い所あっちこっちに出して食べた瞬間に鳴らすグッド!

 

 

ママさんも慣れないクリッカーを片手にいつ口に入れたのか鳴らすのに必死ですガーン

 

でも親子そろって参加することで、ゲーム感覚で楽しいようですね爆  笑

 

笑いもあり楽しくできています爆笑

 

そう、トレーニングは『やらなければ』ではなく楽しく進めるのが一番です合格

 

小さい音のものでも、それより少し大きな音のものでもチューニングしていくうちに慣れてくれたようですイヒ

 

少し怖がっていたララちゃんも『安全な音』と少しずつ理解してくれたようで、尻尾を振ってトレーニングできましたニコ

 

ただ、始めたばかりなので、まだ、『クリッカー=良い事』とは、なんとなくとでしか理解していないようなので、毎日のトレーニングが必要ですウインク

 

言葉を使った良い悪いで、オスワリやフセ、マテ、ができるのでクリッカーを習得できれば1度の指示でできるようになるかもしれませんし、ヒールやヒールウォークも練習していけば何とかなるかもしれませんニヤリ

 

この作業は簡単そうですが、怖がりで音に敏感な犬にはとても大切な作業です音譜

 

しっかりクリッカーの音は怖いものではなく、嬉しいことが始まる合図と学習いてもらわないとクリッカーを使う意味がなく、鳴らすたびに怖がるのであれば、ララちゃんにとってはクリッカーの音は『嫌悪刺激』にしかならず、良いトレーニングとは言えませんあせる

 

クリッカーチューニングができれば、オスワリをした瞬間、フセをした瞬間、横についた瞬間、きれいに横について歩けている時にクリッカーを鳴らし強化しマークすることでメリハリができ、良い行動と、してはいけない行動がはっきりわかってくれますウインク

 

後戻りでの作業ではありますが、ララちゃんのできるところから再出発していきますニコニコ

 

今後の予定ではチューニング完了後→ハンドターゲット→室内でオスワリ・フセ・マテをクリッカーを使っての強化→室内でヒールポジションの強化(クリッカー)→室内、廊下を使ってヒールウォークしながらアイコンタクトの強化(クリッカー)→刺激の少ない外の広場でヒールウォーク(クリッカー)→散歩コースに入る前の一番引っ張りが強く、道幅が狭い所だけでヒールウォークを往復する→散歩コース前半を往復→自宅までのコースというようなプランで進めたいと思います。

 

ただ、クリッカーの音より外の色々な刺激の方が勝ってしまう場合は改めて計画を練りますが、一つ一つの作業の区切りの中で、1つが9割できなければ次へのステップへ行かないことを重視して細かくトレーニングしていこうと思います真顔

トレーニングをするたびに思うのですが、日々人と楽しく接することでこんなにもお顔が穏やかになるものなのですねウシシ

 

次回は、クリッカーの音がララちゃんにとって『嬉しいことが始まる合図』として学習しているか確認をし、できていたら次のステップへと移りますアップ

 

皆様、お疲れ様でしたニコニコ