20代後半にして何者にもなれなければ、
何者になろうとするかも決まらなかった自分へ。
その時々で、あぁしたいこうなりたいと動いてきたと言うけども、
そこに費やしたエネルギーや時間はどれほどだったのだろう。
なる何者を探した気になって、
手の中に残ったものはなに?
掴めなくてもカケラぐらいあった?
漫然と過ごした日々には、
ぬるっとした油汚れみたいな感触しか残らない。
覚悟のない選択に、熱意のない時間に意味はついてこない。
普通の人が20勝35敗ならば自分は10勝20敗だ。
葛藤という名の時間稼ぎをして、
負け試合が決まってから試合を始めて、
その場でできることをしました。
なんてやり切ったつもりでいるけど、
勝負から逃げ回って誤魔化したことは
場数の少なさが丸出しだから周りにバレてるのさ。
せめて、何者でもない、社会の歯車になれればまた違っただろうに。
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純粋でいることの代償は つまりは居場所が無いって事だ
爆弾の作り方 / amazarashi (秋田ひろむ)
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挑め。戦え。そして勝て。
真剣にやり切ったと誰の目にも疑いようのないように。
泥臭く汚れたころに掴んでるものがある。
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BGMは Nulbarich の Who We Are (Al)
前作にも増して出来が良い。