前回の続きのような似た話。

---

やり始めないとやる気は出ません。
(けれどもやる気がないとやり始められません。)

とか、

人見知りを治すには嫌われることを覚悟しないといけません。
(嫌われたくないから人見知りをする。)

とか、

車の閉じ込めじゃないけど、

解決する方法ができないところにある。

みたいなことってあるよね。

---(引用ここから)---

「ネット依存の治療には『現実を充実させる』」みたいに、金庫の鍵が鍵のかかった金庫の中にあるような状態っていろいろあるなと思った。「童貞だとセックスできない」みたいな。

---(引用ここまで)---

現実が充実してないからネットに依存するワケで。


---

こゆ途方もない話が多々あるような気がする。

で、解決するためには、

やる気がなくてもやるのか、やる気が出るのを待つのか。
嫌われるのを覚悟するのか、嫌われるのが怖くなくなるのか。

こゆ、卵が先か鶏が先か。になってしまう。


その中で自分のできることをやりましょうって前回はまとめたんだけど、

わかっちゃいるけどやめられない。(できない。)

そんなことは往々にしてあると思いますが、仕方がないらしいです。

from マンガで分かる心療内科・精神科
第50回「気合いを入れるほど、うつは悪化する!?」

端折って説明すると、

「生理的覚醒による優勢反応の強化」といって、

気合いを入れる(やる気を出そうとする)と、

(ホントに)やる気がある時はやる気が出てきますが、

(ホントは)やる気がない時はやる気がなくなっていきます。

ってことなんだと。

んん??

自分でできることをやろうとしてもやる気がなくなってくってこと??

やる気がない中でゴリ押ししていくしかないってこと??

それができないから苦労してるんじゃないですか。。。

。。。

なんか八方塞がりのような気がしてきました。


---

そんな時も大丈夫。
この方法さえ試せばきっとなんとかなるさ。
なんて海外の通販番組みたいなセリフは置いといて、

真面目に話を戻して提案したいのは、


"今は"解決できない。解決しようとしない。

って諦めるのもアリだと思います。


これの"ミソ"はとりあえず"今は"と諦めることで、

気合いやらやる気やらを"出そうとしない"

ということです。(生理的覚醒のところね。)

その分、"やりたいけどできない"というイヤな気分も味わわなくて済みます。


そうやってると、いつしか、

そんなにやる気があるワケじゃないけど、

かといって"ちょっと"やる気を出そうとしてもイヤな気分にならないな。

って時が来ます。そのタイミングこそ、チャンス。

無理をせず、やる気になった分だけやります。(実はここ重要)

そうすれば、やった分だけやる気になります。
(やり始めないとやる気は出ません。の逆)

そうすれば、今までの悪循環が逆に好循環になります。

。。。なんて、こんな理想論、言うは易し、行うは難しです。
(自分自身、まだマスターしてません。(笑))


ちなみに、前半の諦めるところまででも結構、楽になれます。
(ここまでは自分に免許皆伝が出せます。)

とりあえず、解決しようとしなくなる悩まなくなる(=解決する)ことがある。

ってことは言いたいです。ここまでは経験上言えます。


---

冒頭で出した"やり始めないとやる気は出ません。"の中では、

身体で「やる気」を迎えに行くように、「身体を心地よくする」とか。

というようなやる気が出るように準備するようなことが書いてました。

from 脳の気持ちになって考えてみてください。

これもひとつの正解。


リンクを貼ったマンガの中では

ハードルを少しでも低くして細かくできることからやってみる。

というような内容でした。

また、これもひとつの正解です。


また、杉田さんは正しく悩む技術の中で、

葛藤は"起きない"ようにする。

と言ってます。


(ブログ版 → ついダラダラ過しちゃうあなたへ)
(本の方が詳しく書いてるのでそっちのがオススメ)

これまたひとつの正解です。


---

どれでも正解です。


あなたにとっての答えはどれですか??


とまぁ、長くなりましたがこんなもんにしときます。

やけに笑わそうとしてるのはたぶん引用したマンガのせい。

---
120 min
BGMは さめざめ の さめざめ問題集 (Al)
この"問題作"がメジャーレーベルから出てるってとこが面白い。