夢って実際なんなんだろう?

正直言って僕は、夢って生きていく上での荷物だと思ってる。
人生が長い長い上り坂だとしたら、生きるってことは、その坂を立ち止まったり、時に引き返したりしながら上ることだと思う。
その中で夢ってのは、そのまんま荷物。登山で言ったら食糧だとか、テントだとか、そんな感じ。
そりゃあない方が、足取りも軽く、楽に上に上がっていけるよ。だけど本当に高いところまで行こうと思うと、手ぶらで行けるわけはない。

重たくて苦しくても、隣を身軽そうな人が涼しげな顔で通り過ぎても、それでも背負って上っていく覚悟がないと夢ってかなわない。

誰かのことを批判する人を下に見る人がいると思うけど、僕はそうは思わない。
実際下から、くだらないことで罵ってくる人もいるかもしれないけど、それはまあただの悪口だし。
結局、批判してる人って上にいるんじゃないのかな?そんで、多分そのほとんどが身軽そうな格好してるんだと思う。そういう人を見て、むかついた時、言い返すためにはやっぱりその人より上に行かないといけない。そのためには、自分の方が身軽じゃないといけないから、きっと背負ってるものを捨てないといけない。

それってなんか悔しくないかな。今まで苦労して運んできたのに、そんなやつのために捨てちゃうなんて。
心配しなくても、身軽そうに前を歩いてる人間はいつかどこかで限界が来て引き返すから。

本気で重い荷物背負ってる人には。後ろ振り返ってちょっかいかけてる余裕なんてないはずだから。

そしてきっと、自分一人じゃあ抱えきれないくらいの荷物を持って歩いてるのが、AKBのメンバーだと思う。
ファンはそれを運ぶの、手伝ってあげようよ。そんで上からの眺めを教えてもらおうよ。それはきっと、意味のある財産になるはずだから。
今日の情熱大陸はAKB48の前田敦子への密着。

最後に言った、AKBがあってよかったって答えが印象的だった。

今でこそ、有名になって、大きなグループに成長したAKBだけど、もちろん長い下積みがあったわけで…。
そのなかで、あっちゃんが立っていたのは取り分け向かい風が強い場所。悪いときはセンターとしての責任を問われ、良くなってきたら、今度はセンターにいる資格を問われる。潔いくらいにでたらめに、都合よく自分のことを否定しくるアンチって存在に対する葛藤。そんな中でも途切れない、自分の意志とは関係なく続く仕事。

当たり前の話、あっちゃんが自分の露出量だったり、推され具合を決めているわけじゃないのに、そういう批判が集まるのはあっちゃんのところ。

こんな中で、どうやったら強くいれるんだろうか?どうやったら押しつぶされずに前に進めるんだろうか?

成功物語と表現されたAKBの歴史。たしかにその通りだと思う。だけどその中で、途方もない数の涙や苦しみがあったのは紛れもない事実。できる限り苦しまずに生きたいと願うのが人間だけど、彼女は失敗や挫折を経験してきた過去を、自分にとって必要だって言った。それだけの強さを持っているからこその今だと思うと、本当に尊敬(T0T)
ついに終わりましたね!
終わり方には納得いかないって人も多いかもしれませんが、個人的には好きだった。

1と比べて、2のケンカには勝ってスカッとするものがほとんどなかったと思う。
ゲキカラの言ってた、理由のないケンカは勝っても負けてもむなしいだけってのを最期まで貫いた感じだった。

全体を通してキャラの心の葛藤が多くて、前作のイメージを引っ張りすぎると物足りないかもしれない。
だけど、ヤンキーって設定の登場人物が、誰が一番強いかって争う中で、実際命につながるような事態に焦ったり、警察におびえたり、特別じゃなくて当たり前の感覚で描かれている。
例えばヤンキーが、ヤンキーってだけで貼られているレッテル。何も考えていないだろうとか、適当に生きてるだろうとか。だけど実際は、それぞれの毎日をマジに生きてるってことを描きたかったんじゃないのか。

それぞれがどれだけ頑張っていても、結局集団としてのイメージや偏見で判断される存在ってのを、AKBに重ねてるように思った。

生きている人はみんな同じように悩んで苦しんで、それぞれの答えを探してる。いろんな制度で管理されている今、他人の人間性を判断するときに、与えられているタグを見て判断するのが一番簡単な方法。だけど多数決で決められたそんな価値観には意味なんてなくて。それぞれの頑張りをきちんと理解しないといけないことには、ヤンキーもアイドルも関係ないんだってメッセージがこのドラマには込められているんじゃないのかと、勝手に盛り上がって、気づけばこんな時間…。