ずっと阪神タイガースを応援してはきましたが、去年岡田彰布監督が就任して、正直に言って『思い切り振ってこい!』とチャンスで何の策もなくやたら三振する奇妙な精神論だけで戦うチームから少しは変わるかな?と期待はしていました。


野球は点取りゲームですからまずは何よりもバットにボールを当てないと点が入らないスポーツですからね。岡田さんが解説者の時から『いや、バットに当てないと』とか『打者の構えが遅い』『球を捉えるポイントはもっと前やろ』と当たり前の指摘をしていたので、岡田彰布監督には個人的に非常に期待しておりました…。


そしたらどうです?死のロードと言われている夏場のロードで怒涛の10連勝!


元々は投手陣は揃っているタイガースでしたから、打線さえ何とか点を取る創意工夫が出来れば何とか【ARE】に届くかも…と、願ってたら…(˶ᐢᗜᐢ˶)


戦力的には凄い強打者が入団した訳ではなく、チャンスに強かったサンズやマルテを放出して、ノイジーとミエセスを入団させましたが、それほどチャンスでは結果を出してはいない。


では何が変わったのか?それは四球を選ぶ数です。

岡田彰布監督は四球獲得ポイントをヒットと同等にしたら、途端にランナーに出る選手が増えた。

それと同時にボールをよく見極めるクセが付いたので、ボール球をなかなか振らなくなった。そしてもっと重要なのは、打つポイントをもっと前にした事。

引き付けて打つバッテングでは、ティクバックの構えの始動が遅くて相手投手の速い球に全く対応出来きずに空振り三振ばかりでした。

しかし今年の阪神のバッターは、スリーツー、スリーワン、ノースリーでそこからファールで粘れる様になったのが本当に大きい。我々ファンから見れば去年までは『三振したくない』で打席に立っていたのに、今年はファールで粘って【好球必打】できっちり打ち返せる様になって本当に頼もしくなりました。


まだまだあります!ショート中野をセカンドにコンバートして肩の強い木浪をショートに固定。ファースト大山・サード佐藤も固定。これでピンチにはダブルプレーが確実に取れる内野布陣の完成です。

木浪も8番に入る事により打撃開眼してどこからでも点が取れる【繋がる打線】に変貌したのが最大の岡田彰布監督最大の『してやったり』でしょうね!


頼みますから今年こそは全阪神タイガースファンが待ち望んでいた『ARE』を見せてくださいね!岡田阪神!『ARE』を心の底から待っていますよ!!!