新曲｢ナナナナナイロ｣は、クラシエのCM【肌美精】とタイアップした楽曲です。
TVCMはまるでPerfumeのプロモーションMVか？と思わず疑う様な素晴らしい作品でありました。
そのCMでワンフレーズだけ流れた｢ナナイロ｣を聴いた瞬間なんだけど、パフュロクでフルオンエアを聴いた感想は、正直に言うとやっぱり右から左に｢す〜っと流れる感じの曲｣になっちゃったなぁ･･･と思った（苦笑）
誰かが｢おもちゃ箱をひっくり返した｣と表現していたけど、個人的にPerfumeではこういうのを望んでいないんだよね。
80年代のテクノポップにエレクトロクラブサウンドを融合して、尚且つ三人の歌声にエフェクトを掛けた｢近未来的な｣楽曲が私の好みです。
YMOを好んで聴いてきて、少し間が空いて久しぶりに｢テクノ｣と聞いて、Perfumeを聴いたらやたらとカッコよかったんだよね。
ヤスタカさんは流行りに流されるんじゃなくて、自分だけの｢ヤスタカベース｣を、どんどん突き進んで行くんだろうなと、聴いているこちら側が勝手に決め付けてきた部分は正直ある。
フューチャーベースとかEDMぽい【音】を敢えて避けて｢ヤスタカベース｣というジャンルを確立すると思い込み過ぎたかな？
今思うと、ヤスタカ氏が｢四つ打ちに飽きちゃった（笑）｣と音楽雑誌等でコメントし始めた頃から、クリエイターと聞き手の感覚の【ズレ】が出てきたら嫌だな〜と危惧していたけど、これが【終わりの始まり】だとはまだまだ思いたくないのも本音。
だってPerfume好きだもん。飽きるなんて全くない。
ただ、これも思う。私の中のNO.1、｢エレクトロ・ワールド｣とNO.2、｢シークレットシークレット｣を超える衝撃が欲しい！
今の私の中での楽曲への感動歩合で言えば、まなみのりさの楽曲の方が正直、上。
MIKIKO先生の振り付けが付けば、私の｢ナナイロ｣の印象も変わるかも知れないけど、今はそんなにときめいてはいない。
さて。CDでのリリースあるのかな？
｢できるだけ良いスピーカーで聴いて欲しい｣と、カッコ良く言い放った【神】の本気度を見せて欲しいものです。