Perfume LOCKSは、いつからかお題が「二部構成」みたいな感じになっておりますが、前半は「Perfumeの便利なキャラクターを研究せよ!」で、後半は「中田ヤスタカさんとの対談の感想を研究せよ!」でした。
私が最も重要視したのはもちろん後半(笑)
やはり興味あるトークが聞けました。
Perfume LOCKSからの抜粋ですが、私が「お?」と思うポイントは赤字にしています。
あ~ちゃん「先日、WOWOWさんで放送された『Perfumeスペシャルプログラム ~collaboration~』の中で、私たちのプロデューサーの中田ヤスタカさんと初対談しました。出会ってから、中学校3年生の時だから、14年くらいになるんですけど、表で一緒にしゃべるのは初めてで、話さないようにしてきたみたいなところもちょっとあるよね。」
のっち「ある。」
あ~ちゃん「曲は曲で、中田さんの思うように作っていただいて、そこでこっちが持ち帰って、振り付けだったり映像とか衣装とか、こっちで調理して。ライブに関しても、こんなんやってほしいとかは言ってこない。それが暗黙の了解みたいなところでやって来たんですよ。」
あ~ちゃん「聞きたいことは山ほどあるし、でも聞かない方がいいのかなって、自分のことを制しちゃう自分もいるから、何から聞いていいかが分からなくて、思いばっかりがグーッと上がってきて、なんか泣きそうになるみたいな」
あ~ちゃん「なんか話してる中で、ウチらが形どっていってきたじゃん。神を構築してきたっていうか。それを、神を目の前にして、構築したものが果たして合ってるのかって、『じゃあ、正解は!?』みたいになるじゃん。あれが、マジでドキドキしてた。こっちは本当に尊敬そのもので、それ以上何もないじゃん。での出て来た言葉なんだけど、神的には、『何だよ、それ。』って思われたらどうしようみたいな。勝手に言っててすみませんみたいな。尊敬でしかないから、何だよって言うような人でもないし、いいはずなのに、思い出すだけでも緊張してくる。」
のっち「かしゆかも緊張してる感じした。」
かしゆか「すごい近くて。真横って(笑)。普段、中田さんともこの距離にいないのに、この距離でテレビで話すの!?って。」
のっち「でも、(ヤスタカ氏と)もっと話したいことある。」
かしゆか「なんか話せるんだなって気付いたよね。こっちが思ってることに対しても、わりと真摯に返してくれるし、勝手に思い込んでた部分を、そんなことないよって言われたりとか。」
あ~ちゃん「そんなことないよの嵐だったよね、正直。ウチらが構築してたものは何だったんだ!?この14年は何だ~!って(笑)」
かしゆか「こっちの深読みし過ぎみたいな。考え過ぎだったやつがいっぱいあったね。」
あ~ちゃん「もっと素直に思ったことは言った方がいいね。という事で、校長、ほんまに間に入ってくれてありがとう!マジ助かりました。またお世話になります!」
これはヤスタカさんが歳が少し離れた異性の音楽プロデューサーで、しかもMIKIKO先生もヤスタカ氏とわざと距離を置いた接し方をしていた部分が良い意味での結果を呼び込んだと思うのですが、よくもまあ…本当に奇跡的に上手くいったと思いますよ…。
一歩間違えば、普通の会社のチームだったらプロジェクトは解散、とっくに誰かが詰め腹切らされている「諸刃の剣」どころか「無謀な挑戦」だったと思います。
ただ、ヤスタカ氏もMIKIKO先生も実際にお互いの力量を見定めて、「おっ?こいつやるな。」的な感触を得ていたから逆にテリトリーを犯さない「暗黙の了解ルール」を構築しても大丈夫とお互いを認め合っていたのは周知の事実なんでしょうか。
だってこのやり方が正解ならば、世の中にもっとたくさんのテクノポップユニットが溢れ出てきている筈ですもんねww