ちゃあぽんがお姉ちゃんの名声を利用していると思っている人もいるかも知れないが、もしそうならもっと早くから頼っているだろう。

あ~ちゃんも、もっと早く妹達に手を差し伸べる事も出来たと思う。
でもそれをしなかったのはこの世界で闘うお互いのユニットを尊重するプライドだと私は思う。

お互いのファンの気持ちはどれだけそのユニットを大事に思っても、実績がないと契約を切られる厳しい世界だ。それをいやと言う程見せつけられてきたユニットだから。Perfumeも。9nineも。

お姉ちゃんがやっと売れて…ホッとする間もなく自分の実の妹の9nineの存在時間に期限装置がセットされた事にあ~ちゃんが気付かない訳がない。

今はPerfumeが9nineに手を差し伸べたのではない。
9nineがPerfumeの手が届く所まで這い上がってきたのだ。

かしゆかとのっちが対バン相手に9nineを推薦したとき、スタッフさんからの反対はなかった。それが答えだ。だからあ~ちゃんは泣いた。

誰からも反対されず、堂々と対バン出来る所まで上がってこないと、この厳しい世界で生き残れる事が出来ないのを知っているから。みんな。

だからお姉さんは敢えて言わなかった。ファンの方に「妹を助けて」なんて事を。自分達の力でここまで這い上がって来た妹達を誇りに思っているから。

メモリアルで禁断のスイッチを押したのかも知れない。自分達の意志なのかどうかは分からないが、この禁断のスイッチを押した意味を本人達は理解していると思う。これは時として「諸刃の剣」となり自分達や仲間をも傷付ける危険を承知で。

妙薬は毒と紙一重。

だからこそ私は思う。気高く誇り高きお姉さん達と強く雄々しい妹達に心から敬意を評します。

だから今こそ9nineにディリー1位の栄冠を与えてあげたい。

私はタモステで、アルバム・ディリー1位の栄冠を抱えながら、Perfumeと共に出演してくれる事を切望致します。

たくさん流してきた悔し涙を歓喜の涙に変える為に。