ここが天国でも地獄でも。

私にとって舞洲サマーソニック大阪特設会場は天国でもあり地獄でもありました。

いや、私達ファンもそうですが、Perfumeにも試練を与えてしまった様です。Perfumeへの試練はのっちのちに記載します。


とにかく暑い…!そして運営(特に誘導)も相変わらずドイヒ―!(苦笑)

シャトル・バスを降りてリストバンド交換所で…既に強烈な直射日光がオーディエンスを襲います。
フード付きタオルを取りだして、この直射日光に耐えるも…この時点でもうシャツがビショビショ…w

明らかにこれまでのサマソニの時とは、「暑さ」が尋常ではありません。

やっとの事でリストバンドに交換して、舞洲サマーソニック大阪特設会場のメインステージ≪OCEAN・STAGE≫に向かいますが、ここも既に長蛇の列です。しかも隊列を誘導するスタッフや仕切りも無いので、結局入口に人がぐちゃぐちゃになって殺到してしまいます。ちゃんと隊列を守っている人からブーイングが起こります。まだこんなど素人みたいな誘導を許しているのかと…。

私はとにかく今年も狙い目である“かしゆかサイド”に向かいます。PA後方のテントでkenchanさんに挨拶しながら≪あ~ちゃんLOVE・Tシャツ≫を装着して前を目指します。

かしゆか最前線に到達すると…ここでまた昨日のタワレコで出会った⊿smileさんと合流。 よう会うな~(笑)

やはり“かしゆかサイド”は優しいサイドです。スタート時からの圧縮もなく、Perfumeの時でも若干の圧縮程度で済みました。

ほぼ去年の最前と同じポジションをゲット♪

一気にPerfumeまで記憶を飛ばします(笑)

1.Spending all my time
2.Magic of Love
3.Voice
4.Spring of Life
5.だいじょばない
6.チョコレイト・ディスコ
7.MY COLOR

あ~ちゃんはMCで語ってくれました。「熱い思いが強過ぎて、去年は雷様まで呼んじゃいました(笑)」「大変だったじゃろ…?」「さっさと終わらすね♪(黒笑)」

そう。彼女達は帰ってきてくれました。誰の為でもない…去年サマソニで悔しい思いをさせてしまったファンの為に。

Perfumeは三曲目に『Voice』を選んでくれました。これはおそらくPTAメッセージに悔しい思いと再びの大阪サマソニを懇願してくれた数多くの関西のファンのメッセージに対してのPerfumeからのアンサーだと私には伝わってきました。

『彼女達を呼び寄せたのは あなただ』

そして去年ここに不本意ながら置き去りにした『記憶の補完』をする為に、再び演じてくれた『チョコレイト・ディスコ』

しかし、『だいじょばない』披露の時に舞洲に現れた≪地獄の使者≫は、三人から“音”を奪おうとします。

スピーカーから音がぶつ切りになって、一瞬音が途切れ始めます。ついには二・三秒切れてしまう最悪の状態に…!

だが彼女達は動じません。音が途切れた瞬間、三人はあ~ちゃんを中心として、一瞬の「アイコンタクト」を飛ばし、三人の動きを調整します。

あ~ちゃんからの「アイコンタクト」の内容は、人指し指を立て、二人に「歌う事を止めて」の指示を出し、それから「目くばせ」でダンスの継続を促します。

私は改めてPerfumeのポテンシャルに驚かされました。

彼女達は≪機材トラブルなどで、ふいに音がなくなった時までも想定して練習している≫事実を確認しました。

あの対応は、間違いなく普段から≪まさか≫を想定して練習していないと出来ない非常に高い危機対応でした。

あの落ち着き払った態度。ダンスを継続するのに躊躇しない三人。再び三人に音が戻ってきた時に見事にシンクロさせる事が出来るパフォーマンス・クオリティの完成力。

大阪サマソニに参戦されたパフュクラは、これこそ誇りにすべきだ。

歌詞で魅了する才能。歌唱力で聴かせる才能。まさにこれらと同じ次元で戦っている彼女達の才能をもっとPerfumeファンとして誇りにすべきものだと私は声を大にして伝えたい。

結局、結論としてPerfumeは三たび大阪に新しい“伝説”を残してくれた様ですね。

私も命懸けで参加した甲斐がありました。いやマジで命懸けになりそうな灼熱地獄の大阪サマソニでありました。まずはレポとしてここまで。


この後から起こった個人的な地獄編は次の記事に致します…(苦笑)