支援部隊・彩人隊長にエマージェンシー・コールが鳴り響きます。

『こちら整備班!支援部隊に緊急通達!perfumeの新型機発射まで時間を稼いでくれ!』

『どうした!?敵は待ってはくれないぞ!』

『三号機の…のっちの機体に未確認ダメージがある。イグニッション・キーでトラブル発生!エンジンが点火しない!』

『分かった!俺が時間を稼ぐ。急いでくれ。』 『すまん。』

DJ・彩人は前回のミッションでの活躍を認められ、部隊長に昇格致しました。

それに伴い自分の『パーソナル・カラー』と二人の部下を持つ事を許されました。

そのカラーは、あの木村カエラ機と同系色 “真っ赤な色”。

「そう…今度は俺がperfumeを守りきってみせる。その為の“決意の色”だ。」

「行くぞ!02!03!我らで発射口を死守する!」

「了解!」「了解!」 敵部隊に鮮やかな先制攻撃をしかける彩人部隊。

凄まじい激戦のさ中、敢えて『真剣・MASAMUNE』を手に乱舞する“真っ赤な機体”

『射撃ではともかく、真剣では私の方に分がある。私は…強いぞ。』

《はああああ…!!!》 《阿修羅…参る!》

『この日を…この日が来るのを八年間待ったんだ…!みんな…!俺も…!perfumeも…!』

『今…万感の思いを込めて…この太刀を振るう…!』

「のっちのイグニッション…外から有線で点火しろ!」 整備班が叫びます。

『のっち!頑張れ!焦るな!』あ~ちゃんが激励します。

『のっち!落ち着いて!スロットルを合わせて!』かしゆかも応援しています。

『分かった…みんなでやっと辿り着いた…この“白い機体”だもんね…。』

『ここで飛ばなきゃ男が廃るってか!?』

≪きゅん…きゅん…ぃぃぃぃぃぃんんん!!!≫ 『『かかった!』』

あ~ちゃんが格納庫に響き渡る透き通った美声で雄たけびます。

《ポリリズム…!発進します!》

「…この音は…?」彩人は後方の発射口の奥から聞こえる爆音を耳にしました。

『来たか…!ポリリズム!』

≪バシュウン!≫ ≪バシュウン!≫ ≪バシュウン!≫

それは…綺麗な…余りにも綺麗な機体でした。みんなが、perfumeが、全てが待ち望んだ瞬間でした。

その“白い奇跡”は、美しい白鳥を連想させる気品を漂わせながら、

この大きな青い空に飛び出して行ける喜びを、体全体で表現しています…。

『ついに…夢が叶ったんだね…のっち…かしゆか…あ~ちゃん…』

『君達は、僕たちの誇りだよ…誰がなんと言おうと…僕たちが守り切るよ…』


こたつねこ 『perfume・あ~ちゃん・LOVE』

ジン・ハイマニューバ2型 DJ彩人 パーソナル・カラー 仕様

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