1999年、仕事内容が激変してアナログ製版からデジタル製版にシフトチェンジしました。
会社からパソコン教室に行かされ、必死にデジタル製版部門に食らいつき、ようやく会社での仕事のポジションを探し当てた、まさにその時、ユニコーンの「大迷惑」です…。

「会社の一階を改造して、ショップを始めるから」のバブリー社長の一言。
「東京では、名刺ショップを展開して成功させるプロジェクトがあるらしいので、それをやりたい」と…
ついては社員を駆り出して店員をしてほしいと…。

で、会社で唯一社交性がある私と、この為に正社員として採用した女の子。でもここからトンデモナイ路頭に巻き込まれる事に…。
『店長は置かない…!』…え?
『店の看板はまだ出来ていないのに開店…!』…うそ?
『のぼりやPOPは社長が嫌いだからしない…!』…なんと?
『チラシを一軒一軒手渡しすれば、客は来る…!』…お前も配れよ!?

とにかく店作れば客が来る…のバブル貧弱発想のオンパレード…。

もうね…この辺の苦労が、ぱふゅとかぶるんですよ…
チラシ2000枚を管理人に怒鳴られながらも近所のマンションや地下鉄の駅前で配りましたし、
集客の為に新しい提案をすれば「お前の意見は聞いてない。俺の店だ!」のバカ発言…。

そのくせひと月の売り上げ目標『50万円』…それも店の改造費が500万掛かったから単に日割りで算出…。

信じられませんでした…どういった商品をどのお客様にどの様に売るのか、経営戦略の1つも無い…。 つづく