待ちに待っていた衣装が届いた

以前から決まっていた
ダンスの発表会

12月にある。

曲も決まっていた。


これから練習する

そんな時に病気がわかった


踊れない

発表会に出れない

大好きなメンバーと初舞台になる

衣装も採寸して

注文済み

後は出来上がるのを待つだけ

そんな時時だった

ダンスの先生は

私の同級生

チームも半分と少しは

同級生

後の半分は
ダンスの先生の同じ職業でOTさん

とても素敵な人の集まりだ


楽しみにしていた

踊れない

生きれないかもしれないのに

病気がわかった時

踊れない
の気持ちが

一番辛かった


もちろん

家族

とても大切で

かけがえのないもの

私をいつも支えてくれている



そして

ダンスも
私にはとても大切




衣装が届いて

入院する私のために

試着会として集まってくれた

お菓子やたこ焼き、

私の大好きなマックポテト

皆んなでおしゃべりして

新しい衣装を試着した。


そして発表会で踊る予定の曲を

踊った。

私、病気のこと

忘れてた

楽しかった
キャアキャア言いながら

写真撮ってた
最後に

励ましの言葉を貰った

手術が怖くて怖くて
ずっと泣いていたのに

やるしかない

皆んなと踊るためには
手術して、治療を頑張るしか道がない

今まで
辛いことや悲しいことにぶつかった時

やるしかない
そう思って乗り越えてきた

なのでやるしかない
私、よく言ってました

今回はなかなかその言葉、
でなかった

ツラくてツラくて

泣いてた

皆んなとの楽しい時間が

やっとその気持ち

思い出させてくれた

ありがと
ありがと

何回言っても足りないよ

感謝の気持ちを伝えたい


私が元気になること

それが皆さんへのお返しだ

入院は

娘と主人が付き添ってくれる

入院中の父も

昨日、別れる時

ワシのことよりも
お前の事が大事やからな
と言っていた

うん、頑張ってくるよ、じいちゃん


揺れに揺れまくっていた気持ち

やっと

決まった

行ってきます!