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ベンチャーパートナーCFO®、高森厚太郎です。
⬛パートナーCFOって何?
初回の記事では、「この仕事(パートナーCFO)を通じてどんな人に何を伝えたいか?」を書きました。
コンパクトに、端的に書いたつもりでしたが、よくよく読んでみると、「やろうとしていること。その相手。なんとなく分かるけど…」「そもそも、パートナーCFOって何?」「外部から経営管理に参画って言ってるけど、そんなことできるの? ニーズあるの?」「パートナーCFOの仕事をもっと、言うけど、CFOって色々知っていないといけないんでしょ。私でできるの?」という疑問が湧いてきました。
ここでは、その疑問に答えていきたいと思います。まずは「パートナーCFOって何?」
⬛外部経営参謀としてストラテジー(経営企画)に起点を置きながら、バックオフィス全部門を所掌
私はパートナーーCFOを「外部経営参謀としてストラテジー(経営企画)に起点を置きながら、バックオフィス全部門を所掌。成長戦略をナビゲートしつつ、経営効率(生産性)を上げ、企業価値を向上させる」ものと位置づけています。言わば「攻めのCFO」。

一般的にCFOというと、経理、財務部門の責任者、ファイナンスについての内外の窓口というイメージでしょうか? 一部上場企業だと、財務経理部門の部門長が、対外的にCFO(最高財務責任者)となるケースが多いかと思います。
CXOというCクラス(経営陣)は、CEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)という事業系の経営陣と並んで、CFOが並びます。とすると、CFOは財務経理部門のみならず、人事総務などコーポレート部門もあわせた管理系の経営陣と目されることになるでしょう。コーポレート部門だけ切り離して、CHRO(最高人事責任者)が置かれることもあるでしょう。
管理系とくれば、経営企画や広報IRを忘れるわけにはいきません。いわゆるバックオフィス、管理部門ではないのですが、事業系とも言えないので、管理系の括りに入ることが多いかと思います。CSO(最高戦略責任者)がいるケースもまれにあるでしょう。
一部上場の大企業には、経営企画のスタッフが何人かいて、経営計画の作成や役員会の事務局、M&Aなど特命を担当していると思います。しかし、中小ベンチャー企業では、経営企画専業のスタッフはまずいません。スタッフ抱えるだけの仕事ボリュームなければ、人件費予算もあるわけでなく、経営企画業務がまわせるスタッフがそもそもいない。
しかし。経営企画という、経営/事業/組織がわかって、経営マターの調査分析、資料作成や内外調整をしてくれる、気の利いた存在は、規模の大小問わず、経営には欲しいもの。
そこで、「ストラテジー(経営企画)に起点を置きながら、バックオフィス全部門を所掌」するのが、攻めのCFO(パートナーCFO)ということになります。
⬛パートナーCFOをまとめると
パートナーCFOの仕事をまとめると以下のようになるでしょうか。
◻使命
•バックオフィス統括しつつ、全社成長戦略をナビゲート。経営効率を上げ、企業価値を向上させる。
◻役割
•経営企画(事業計画策定、業績KPI管理、PLCF改善、IR、ER、IPO/M&A準備)
•組織マネジメント(会議体運営、HRM、PDCA管理)
•リソース調達と配分(採用、資金調達、資源配分)
•コーポレート(人事総務)、ファイナンス(経理財務)の統括
「企業価値を向上?」「組織マネジメント?」etc、初見のキーワードが出てきました。冒頭の疑問、まだ全部答えていません。記事が長くなったので、続きはまた次回以降で。