⑤色気であそぼ。〜深みのある女性になること〜

ご好評いただいております色気シリーズ。

一旦書き終えたつもりだったのですが、また浮かんできたのでメモ。




今回は「深みのある女性になること」です。



だいぶマシになりつつあるような気がするけど、


今の日本では、「男性は若くて可愛い女の子が好き」って言われる

というか



思われてるというか


そういう風潮があるように思うんです。




が。




それ、本当？




というか、


私はそんな世界から一抜けた〜ヾ(＠°▽°＠)ﾉ



ってある時、決めました。




当然、若くて可愛い子が好きな男の人もいるだろう。




で、若い子は若い子で

「若かったらモテる」「〇〇歳なんてオバさん」とか思っている節がある。





過去の私も口には出さなかったけど


心のどこかで思ってたなあと思う。




「若さ」を頼りにして


そこに自分の価値を置いていた。





でも、「熟女好き芸人」とかのカテゴリーもあるように


年齢を重ねた女性の方がタイプだという男性もいるだろうし、



熟女に限らず



「シワができる」「シミができる」「たるんでくる」「髪のボリュームがなくなる」とか


女性にとって当たり前に来る変化を




当たり前のように受け止めて

愛してくれる男性も

本当は沢山いるはずなんだよな。




ということに気付いた。






で、そう考えた時に



私はいろんな女性の美しさを知った。





そして、歳を重ねることでしか得られない



「深み」みたいなものがあることがわかった。

その

簡単には読み解けないような深さに、

私は色気を感じる。





それは、まだ２０歳の

「若い」という自分にしか

価値を置けていなかった私には

わからなかったこと。






私はまだ３１年しか生きていないけど


０歳から２０歳の２０年より


２０歳からの１０年の変化の方がものすごいものがあった。




留学、就職、離職、結婚、妊娠、出産、子育て。





沢山の出会いと別れを経験して、



やりがいとか充実とかを知って
 

嫉妬したり羨んだり


拗ねたり泣いたり



失敗して恥をかいて



本気で生きて。



心がちぎれるかと思うほどの失恋をし

愛する人といる安心感も知り



心がつながる喜びや



許すこと、ゆるむことも知って。




昔を思い出してきゅんとするのだって



「あの頃」から随分と月日が経ったから。






２０歳のケラケラ無邪気に毎日を過ごしていた私よりも


３１歳の


色々な自分を知った今の私は



あの頃よりほんのすこーし



深みが出てきたように思う。





深みが欲しいからって


何も、波乱万丈の人生じゃなくていい。




お気楽に生きてても毎日何かしらあるものだから


いつもの毎日を過ごしながら


自分の人生にやってきた感情を


「おお・・・」と思いながら見つめていればいいのかもしれない。




それを繰り返していたら


いつの間にか


「深みのある女性」になるのではないだろうか。





人は歳をとる。

だから、若さに価値を置いた生き方はしんどい。

赤ちゃんのような肌だけをよしとする価値観は、私はしんどい。

ハリのあるおっぱいだけをよしとする価値観は、私はしんどい。

それよりも

変わりゆく自分の変化に驚きながら、

少しずつ受け入れながら




そんな自分にマルをしながら、

たまにやっぱり嘆きながら



それでも


そんな自分と一緒に生きる自分でありたい。





「３０代のあなたにはわからないでしょうね」

ある人は言うかもしれない。

そのとおり。

わからない。






わからないし、それでいい。



これからまた、私という人間が経験するのだから。


その大切な経験を自分の身をもってするのだから。

その時にまた「答え合わせ」をすればいい。

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