まだ年末の、よく晴れた、冷たい風の吹く日。
師匠と「宇ち多゛」へ。
この日は14時開店で、13時から並び始めたのにこの待ち人の列!!
写真の列はほんの一部、角を曲がって右手に30人ほどいらっしゃる。
みんなかなり待つことを知ってるから、時間を有意義に過ごしてました。
文庫本を読み耽るサラリーマン。
イヤフォンでラジオを聴くおじさん。
ハンドブックを広げてあれこれ話してた二人組は、観光だと思う。
本当の常連さんぽいおじさんは、ポケットに手を突っ込んでただひたすらに待ってました。
いいなあ、なんだか、待つっていいなあ。
みんなそれぞれ違う待ち方をするけど、頭の片隅に「宇ち多゛」の味があるんだろうなあ。
本を読んでいても、ハンドブックを見ていても。たまに店内から仕込みの良い匂いが流れてくると顔をあげる。
繋がってるなあ!
嬉しいなあ!
と思いながら、待つこと1時間半、ようやく宇ち入り。
さすがに、少し、長かったかな。
