人気のりんごの木の商品に、新しいシリーズが加わりました。
左がいつもの「りんごの木」。
りんごの赤味がかった木の色に対して、桜はやはり、桜色に近いと言えます。
ミルフィーユの様にハッキリとした木の断面。
それぞれの特徴がみられます。
「桜の木の商品」はどこかしらで見たことがあると思いますが、こちらの商品にはちょっとしたお話があります。
ご紹介の商品は、桜は桜でも「弘前城の桜の木」から制作されています。
毎年、様々な事情で弘前城の桜の木は廃棄処分されています。
雪による倒木、綺麗な桜を咲かすための剪定による処分、台風によっての。。。
どの様な事情でも、弘前城の桜の木は商業目的としての使用は認められていませんでした。
ところが市の体制(という表現でいいのかしら?)が変わり、商業目的の使用が可能、となりました。
限られた量の「弘前城の桜の木」は、例えばある学校の机の天板へ、桜の木のタンスへ。。。等々と生まれ変わる事となりました。その一つが「弘前城の桜の木の箸置き」となります。
パッケージも弘前城と桜の特別な仕様へ。
桜の樹皮というと、秋田県角館市の樺細工でお馴染みです。
こちらは樹皮そのものの質感を生かすので、樺細工の様な皮を剥いだり乾燥させたり。。。はありません。
桜の木の堂々とした、そのままの姿です。
左がりんごの木の一輪挿し。
樹皮の色合いや皮質がまるで違います。
木質はおとなしめな木目で、樹皮と質感と対照的です。
当然ですが物が変わると雰囲気も同様で、荒々しさが際立つ樹皮なんかもあります。
角度を変えて楽しむも、良いでしょう。
こちらは、この角度からは落ち着いて見えますが、
逆サイドから見ると激しい節の中に、桜に刻まれた歴史を感じます。
いやいや、
(桜の木からの)形は変われど、「弘前城の桜の木の一輪挿し」としての凛とした立ち姿は立派だし、素敵です。
限られた材料から作られていますので、今回の「弘前城の桜の木の商品」は少量の入荷となります。
店頭にてお確かめください。
kotabi