2023年5月6日朝活ネットワーク富山の動画を今日視聴した。

※興味ある方は、ぜひ録画動画視聴をどうぞ(視聴期限は2023年9月30日)

上記リンク先から申し込み(1000円)できます。

 

 

講師は、リッチャー美津子さん。

 

リッチャー美津子さんのお話のなかで私がもっとも気になった言葉「フレーゲ」。

後半最初のスライドで細かに説明された。

 

私が認知症両親に寄り添った30年最も大切にしてきたこと。

その言葉は知らなかったのだけれど、両親に寄り添うなかでこれこそが私にできる最善と確信に至ったもの「フレーゲ」。

 

それがわかって、こうやってお話をしてくださる方がいることに長く深いため息がでた。

この「フレーゲ」医療や介護の現場で働く人にこそ深く理解してほしいし、家族も知ることでもっと日常が愛おしいものになるはず。

そう思うくらいにつらい経験がある。家族の私がつらかったのだから、当事者である両親はさらにつらい経験をたくさんしているはずだ。

 

もっともっと人の尊厳が守られる世の中になってほしい。

人の尊厳は繊細なものの塊。

ではどうするのか?

 

どんな人もその人らしさを見守られる仕組みをその人を支える家族や関係者が連携して作っていくことが大切だと感じる。

 

そのために自分らしさを知ることはとても大切だし、死に逝くとき、自分は何を周りに求めるのか、ということを刻々と変わりゆく体調や心に従って、選択できることがしあわせなんだろうとこの動画を見て改めて感じた。

 

 

さてその人らしさを見守ると言いながら、あなたはあなたらしさを見守ってもらうとしたら、何をもっとも大切にしてほしいと願うだろうか?

私は私らしさの何をいちばん大切にしたいだろう?

 

 

人を支える人は、まず支える人をみながら、自分の現状、相手の現状をより深く理解できるよう努力する必要がある。

それは何ができて何ができないか、何を理解できて何を理解できていないのか、把握すること。

そうして周りの人々(専門家も含め)と客観的に柔軟に検討し対応できる環境を作ることができたら素晴らしいと感じた。

 

 

しあわせな人生のためにできることを常に問い、できることを日々積み重ねていこう。