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買い物リストを作成する前に、買い物からの流れをチェック
1)入居時に準備していただくものリストに、現在使用中のものの状況、在庫をチェックし記入
2)購入するものと必要数を記入
3)ネットや店頭でおおよその金額を調べ、どこで何を購入するかどの店舗から行くか決める
・買い物する量を考慮
4)寝具や衣類の洗濯、名前の記入、搬入のスケジュールを確認
・洗濯物はまとめてコインランドリーですると効率のバランスが良い
・意外と名前の記入に時間がかかる
・記名は名前書き用マーカーがおすすめ
5)買い物、荷物の移動、洗濯、持ち物への記名など、できるだけ家族に呼びかけスケジュールを調整し手伝ってもらう。←ここ面倒だからこそ重要事項!
買い物リストの作成
例)我が家の場合
A)スーパー、ドラッグストア、100円ショップ
・パジャマ 父母 3
・肌着 父母 2
・靴下 父母 2
・タオル、バスタオル 父母 5、2
・敷きパッド 父母 2
・枕、枕カバー 父母 1、2
・毛布、掛け布団、掛け布団カバー 父母 1、1、2
・名前書き用マーカー 2
・洗濯ネット 父母 3
・便座シート 3
・トイレマジックリン 1
・ポリデント 2
・歯磨き粉 2
B)介護用品専門店
・外出時の履物、室内履き 父母 1、1
・食事用エプロン 父母 1
※ネット購入できるものはネットで(便利で楽で時短)
・買い物、荷物の搬入、入居日の付添などを家族で話し合い、スケジュール調整
リストを見て想像していただくと分かる通り、かなりの大荷物。
一人で一回で済ませるのはかなりの重労働。
朝から晩までやって超効率的に動いてできるかどうか
(私はできないので、手伝ってもらえるよう時間を使うことを考える)
家族に分担をお願いすると決める。
さてここで私のモットーを書きますと。
認知症両親の入居にあたっては、家族にできるだけ手伝って(参加して)もらう。
当事者意識を育てること、経験してもらうことが目的(というとおかたい印象)ですが、苦楽を分かち合うとか助け合いの精神を共有するということ。(苦楽を共にする)
このことは認知症両親の在宅介護で特に力を入れてやってきたこと。
それは、両親の親族や両親の病院付き添いやデイサービスなどで出会う方々のお話を聞いて、自分のためにも家族のためにもなると思ったから。
実際、在宅介護を振り返って、姉妹で助け合い、夫に助けてもらったことは、後々貴重な経験としてそれぞれの大きな自信になり、後悔がすくなく、むしろともに充実した思い出を語り合うことができるから。
「頑張って本当に良かったよね!」
自分への家族への最高の癒しになっています。
ということで。
今回も家族に手伝ってもらうために、スケジュール調整し、
・家族のスケジュールを施設に連絡し、搬入を2回に分け時間帯を報告し許可をもらう
→希望通り許可いただく
今回春休み中の甥が荷物の搬入(1回目)を手伝ってくれ、洗濯ものの仕分け、場の空気作りなど成長を見せてくれ伯母冥利(笑)
初めて甥の運転する車の助手席に座るという喜びがあり、彼の成長が嬉しい。
赤ちゃんのころから認知症両親を見て育った甥です(感無量)
大変なときこそ、人の手を借り、お互いに成長する機会を持つ。
そんな家族になったことを両親は喜んでくれるかな?
もちろん、お互いの意見が合わず空気がピリピリすることもありますが(笑)
それはそれでオッケー
人はそれぞれだから(笑)
こうやって家族の中で学ぶことも大事だと思うのです。
闇の部分も光の部分も知り成長し合える。(もちろん自分だけが成長したっていい!そういう場合もある)
決して自分を相手に押し付けるのではなく、相手を尊重しながら話し合い、うまくやる方法を見極め、楽しさや喜びが増え豊かになる。
豊かさの循環、心地よい信頼関係を築く。
次は、入居日編の予定です。